【米国株週報】木曜、金曜と2夜連続下がって、とうとう34,000ドルを割ったNYダウ

かぶとたいぞうです。

私が毎日自宅の庭の巣箱に巣作りを始めたシジュウカラを見てのんびりしている間に、米国株は思いっきり下がってしまいました。

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下のグラフは今週月曜日から金曜日まで5日間のNYダウ値動きです。



今週5日間のNYダウ値動き

この1週間のNYダウ値動き:kabutotai.net

水曜日に35,000ドルを突破して米国株の力強さを感じたのもつかの間です。

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木曜日、金曜日と続落し、とうとう34,000ドルを割ってしまったNYダウ

続く木曜日、金曜日と続落し、とうとう34,000ドルを割ってしまったのです。

ただ、今回の下がった原因は明快です。

FRBのパウエル議長が早急な利上げが必要だと述べ、市場には0.5%はおろか、一気に0.75%の利上げもあり得るのではないかとの憶測が流れました。それで米国株全体が思いっきり下がったのです。



米国の急激な利上げ観測

確かに急激な利上げは市場を混乱させます。

しかしその後、要人による「5月にいきなり0.75%の利上げはあり得ない」との発現があり、少しは落ち着きを取り戻しました。

もし今回の米国株急落が利上げに関する要因だけだとしたら、慌てる必要はまったくありません。

利上げが原因なら慌てる必要はない

米国の優良企業は日本の中小企業とは違い、あまり銀行からお金を借りません。だから資金調達コストや金融コストに困ることはそれほどないのです。

それに、しっかりしたブランドを持つ優良メーカーなら、インフレ対抗力があるのでインフレにも負けません。先日のブログにも書いた通り、P&Gなんか、インフレ率以上に売上を伸ばしています。



値上がり狙いのグロース株投資は減るかもしれないが

金融引き締めにより、株式市場に流れるお金は一時的には細くなるかもしれません。そうなればグロース株のような、値上がりによる売買益のみを狙った投資は減るかもしれません。それが原因で全体的に株価が下がるかもしれません。

しかし配当狙いの地味なバリュー株投資にはそれほど影響はありません。金利が上がったからといって製品が売れなくなるわけではないので、たとえ株価が一時的に下がろうが、利益も配当もちゃんと出るからです。

私の持ち株はダウの半分しか下がっていない

昨夜は私が持っているような地味な生活関連のバリュー株はダウ平均やS&P500の下落率(2.7%〜2.8%)の半分ぐらいしか下がっていません。

【米国株】かぶとたいぞう2022年1月1日時点の持ち株ポートフォリオと今後の方針



バリュー株長期投資家は株価を気にしない

バリュー株長期投資家はそんなことを分かっているので、慌てて売ることはないのです。

また、バリュー株長期投資家は買う時しか株価を気にしていません。買ってしまった株はその後上がろうと下がろうと関係ないのです。

売る気がまったくないのですから。

ごきげんよう。


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“【米国株週報】木曜、金曜と2夜連続下がって、とうとう34,000ドルを割ったNYダウ” への3件の返信

  1. かぶとたいぞう様

    こんばんは。
    おかげさまでアッヴィへの投資を今週開始いたしました(永久保有に向け)。
    かぶとたいぞう様とパウエル議長に感謝!

    • gavardini様

      かぶとたいぞうです。
      おめでとうございます。
      めちゃいいタイミングで始めましたね。
      仮にもっと下がっても、長く持てば必ずうまくいくと思います。

      • かぶとたいぞう様

        こんにちは。ご返信ありがとうございます。
        これだけ株価が上昇していながら、なお且つ配当利回り3%台半ばをマークしているのですよねABBVは。
        ETF(VYMなど)がメイン、個別株はあくまでサブですが、その中でもアッヴィのウェイトが徐々に高くなっていきそうな予感がしております (笑

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