かぶとたいぞうです。
1ドルが約1ヶ月ぶりに、ようやく112円台まで下がってきました(円が上がってきました)。
上のグラフは円ドル相場のここ6ヶ月間グラフです。
114円台から一気に112円台に
一時は1ドル114円を超えましたが、今日11月10日13:30現在は112円台後半です。
昨日、米国の長期金利の指標である10年物国債利回りが1.4%台に急低下したのを受けて、ドルが下がったのです。
米国の長期金利が急落した理由
米国の長期金利が下がれば日米間の金利差が少し縮まります。売られすぎていた円は買い戻され、ドルは売られます。その結果、ドルが下がり円が上がるのです。
市場関係者は長期金利低下の理由を、「FRBが早期の利上げに踏み切ることへの警戒感が和らいだから」と言っています。
FRBパウエル議長の利上げ否定発言が理由なら
しかし、FRBのパウエル議長が「FRBはテーパリング(量的緩和の縮小)を近く開始すべきだが、雇用が過度な低水準にどとまっており、また、来年にはインフレ圧力が弱まる可能性があるため、まだ利上げすべきではない」と発言したのは10月22日のことです。
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今頃になってパウエル発言が影響したとは考えづらいです。
米国の長期金利低下の理由は分からない
きっと私の知らないところで何かが動いたのだと思います。
しかし今回の長期金利急落の理由は専門家もうまく説明できていません。
疑心暗鬼のまま先行きの金利上昇を懸念して上がり過ぎていた長期金利が、少し調整されただけかもしれません。
パウエル発言の受け止め方は人によって違う
パウエル発言だって、私には「当面は金利を上げない」という強いメッセージに聞こえたのに、報道によっては「テーパリングが始まる」という点を強調していました。
確たる材料がないのに、心配や憶測で金利が上下しているのなら、今回のドル急落も長くは続かないかもしれません。
今回のドル急落は長くは続かないかも
本当はこのまま110円くらいまで下がるのを待ちたいところですが、またすぐ上がるかもしれません。私は今日さっそくドルを少しだけ買いました。
今月の「円コスト平均法」で米国株を定期買いするのに足りない分だけです。
このままドルが下がってくれればありがたいが、そうなるような気がしない
それとは別に、SBIネット銀行の外貨預金で1ドル112円の指値注文を入れておきました。
このままドルがどんどん下がってくれればありがたいのですが、そうなるような気はしません。そんな材料はどこにも見つからないからです。
もしドルがうんと下がれば、これが最後のチャンスだと思って買いまくります。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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