かぶとたいぞうです。
現在米国株が連日のように史上最高値を更新している主な理由は、米国の上場企業の業績がとても良いからです。
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優良企業の相次ぐ四半期好決算発表を受けて株価が上がっているのです。業績に裏打ちされた株高はバブルではないと思います。
米国株高騰はバブルではない
現在の米国はけっこうなインフレになっています。業績のいい優良企業は商品やサービスの値上げで売上が上がり利益も確保しているのです。
企業の底力は、インフレ時に自社が提供する商品やサービスを値上げできるかどうかで決まります。
インフレ時に値上げできるか
インフレ時に値上げしても客が離れない企業は生き残り、値上げしたら客が離れてしまうような企業は淘汰されます。
値上げで客が離れるような企業は、客からすると安いから買っていただけで高くなれば買いません。ブランド力も信用力もないからです。
P&Gは商品を値上げしても客が離れなかった
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)はこの秋、米国市場ですべての商品を値上げしました。洗濯洗剤、食器洗剤、シャンプー、紙おむつ、スキンケア、全てです。でも売れ行きは変わってないというのです。
背景にはP&Gのブランド力と米国民の購買力があるからだと思います。
米国民が商品の値上げを受け入れた理由
米国民はP&Gの商品の値上げを受け入れているのです。原材料コストが上がっているので仕方ないという思っているのだと思います。
しかしそれだけではありません。値上げを許容できるのは、米国の景気が戻ってきているからでもあります。米国の失業率は改善され、給与も少しずつ上がってきています。
日本は景気が悪いから値上げを受け入れられない
そこが日本とは違うところです。
日本は景気が悪いので、どんなにブランド力のある商品でも、値上げをすれば買い控える人が増えます。
今の日本には、ガソリンを節約し、灯油を焚くのも我慢し、サラダ油を節約している人がたくさんいると思います。
米国は日本と違って景気がいい
現在、連日のように米国株が上がっているのは、米国企業の業績が良くて、米国民にも買う力があるからです。
昨夜のNYダウの終値は36,432.22ドル。
これからもどんどん上がって、そのうちに37,000ドルを超えるかもしれませんね。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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