かぶとたいぞうです。
今朝のニュースは、中国の不動産バブル崩壊懸念とその影響による米国株の下落を報じるものが多いです。
しかし、私にしてみれば昨夜の米国株は下がったうちには入りません。
中国の不動産バブル崩壊懸念
ここ最近は、中国の政策転換(富の再分配)と、それによる中国の不動産バブル崩壊懸念の話題でもちきりでした。
さらに昨夜は中国不動産最大手の恒大集団がデフォルトするのではないかという噂が広がり、欧州の株価も日経先物もこぞって下げました。
リーマンショック級の世界同時不況が来るかもしれないと大袈裟に騒ぐエコノミストもいました。
私は久しぶりに興奮した
私は久しぶりに興奮しました。
「米国株が思いっきり下がったら、今度もまた果敢に買ってやろう」と。
昨年3月のコロナショックの時の興奮が蘇りました。
コロナショックの夜、パタヤにて
あの時はパタヤのいつもの食堂で飲んでいて、米国株がどんどん下がっていくのを見て興奮しました。
私は酒を飲むのを切り上げてアパートに帰り、アッヴィ、ペプシコ、フィリップモリス、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどをかたっぱしから買いまくりました。
昨夜の私は
昨夜は札幌の家で飲んでいたのですが、やっぱりワクワクしながら米国版ヤフーファイナンスでリアルタイム株価を見ていました。
ところがダウ平均はせいぜい前日比1%台の下落に留まり、それ以上下げません。
私の持ち株は市場変動の影響を受けづらいものが多いので、平均0.5%程度の下落率です。まったく期待はずれの肩透かしでした。
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普通なら上がれば喜ぶが
私はすでに結構な米国株を持っています。だから米国株が下がると私の金融資産の時価は下がり、評価損が出ます。逆に上がれば資産が増え、評価益が出ます。
普通であれば自分の持っている米国株が上がることを期待し、下がることを喜ばないはずです。
私は米国株が下がることを喜ぶ
しかし私は米国株が下がることを期待しているのです。米国株が下がれば嬉しいのです。
なぜなら、私はまだまだ米国株を買いたいし、今持っている株を売る気は全くないからです。そして、私が持っている銘柄はどれも、たとえ株価が下がっても配当は減らないと信じているからです。
長期投資家にとって株の上がり下がりは単に買い足しやすいか否かの尺度でしかありません。
まだまだ下がることを期待する
中国の不動産バブル崩壊が米国株に影響を与えるとは思いません。しかし、市場は上がりすぎた米国株価を調整するための材料を欲しがっているむきがあります。
理由は何でもいいから株価下落の材料にしたいのです。
昨夜一晩の下落率はわずか1%台でしたが、こんなことが何日も続けば結構な下落率になります。
今週はしばらく米国株の値動きを追ってみようと思います。
もちろん下がれば買います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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