かぶとたいぞうです。
北海道も今後しだいに寒くなっていくので、もうそろそろ本気で今年の越冬場所を決めなければなりません。
昨日のブログでは、ワクチン2回接種者のタイへの入国時期について書きました。その投稿に対し、読者の方から今朝コメントを頂きました。
読者からのコメント、帰国後の自主隔離の件
その方はタイ在住の方で、日本への入国後に自主隔離しなければならない旨書かれておりました。
確かに日本に帰国した後、2週間の自主隔離が必要です。私は昨年の夏、タイから帰国して蒲田のホテルで2週間隔離したために大きな出費をしてしまいました。時間もロスしますが、2週間分のホテル代も痛かったです。結構な散財でした。飛行機代と合わせて20万円以上使いました。
今でも帰国後14日間は公共交通機関の利用禁止と自宅待機
今朝、改めて厚生労働省のホームページで確認してみたら、今現在でも日本入国後は国籍を問わず、すべての人が14日間の公共交通機関の利用禁止と自宅などでの待機が必要となっています。
東京に住んでいる人ならいいですが、私のように札幌に住んでいる者は公共交通機関が使えないので移動はできず、結局は東京のホテルで自主隔離するほかありません。
+++
タイの魅力のひとつは
タイはとても魅力的な国です。
タイにはいろいろな魅力があります。しかし、タイの魅力のひとつは間違いなく安いことなのです。
もしタイに行くのにハワイへ行くのと同じくらいお金がかかるのなら、そう頻繁には行かないと思います。
今のタイはとてつもなく高くつく
コロナ前は、札幌〜バンコク(ドムアン空港)の片道飛行機代は1万3千円くらいでした。
今は札幌〜東京〜バンコク(スワンナプーム空港)と乗り継ぎ、飛行機代は8万円以上しそうです。
タイ入国後は隔離無しで安いアパートに住んだとしても、日本に帰国した後にはまた15泊分のホテル代がかかります。
トータルで考えたらとても高くつきます。
タイに1週間や10日間の旅行は成り立たない
私のように何ヶ月もタイに住む予定でもそうなのに、1週間や10日間のタイ旅行は現実的ではないでしょう。
東京や大阪などバンコク往復便がある都市以外に住んでいる人ならば、たった10日間タイに滞在するために最低でも25日間は休みをとらなければならないのです。いや、東京や大阪に住んでいる人でも、帰国後14日間は出社できません。位置情報を常に監視するアプリをインストールされるなど、規制は去年より強化されております。
そしておそらく渡航費と帰国後の隔離代だけで20万円〜30万円はかかるのです。滞在費も合わせるともっとかかります。
旅行自体が成り立たない
そう考えたらタイへの短期旅行は成り立たないでしょう。いや、長期でも難しいです。
こんなことではタイも日本も海外旅行やインバウンドの取り込みはまだまだ先になるでしょう。旅行関係の経済は成り立つのでしょうか。
ワクチンを2回打てば全てOKにしないと
少なくともワクチン2回摂取済みの者に対して、タイも日本も隔離を免除する(公共交通機関の利用を認める)ことが必要です。その上で、エアアジアなどのLCCが復活して飛行機代が安くなることも求められます。
そうなるまでは一部のお金持ちか、仕事など何か強い理由のある人しかタイへは渡航できないような気がします。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【タイバーツ】タイ中央銀行が利下げを発表するもタイバーツは高止まりの4.51円。飲みにも行けない -
【タイ米】ジャスミンライスも悪くないけど、ゆめぴりかに慣れちゃったら -
【タイ歳入法第41条 外国人の所得税対策】今回は日本から日本円の現金を多めに持っていく -
とうとう1タイバーツ=4.47円。実質4.5円か。上がるにもほどがある -
タイバーツが下がるかも。タイのピチャイ商務相がタイ中銀に利下げ要望 「バーツ高が輸出に悪影響」と
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報