かぶとたいぞうです。
株式投資というものは少なからずリスクを伴うものです。だからリスクを背負いたくない人はなんだかんだと言いながら結局は株を買いません。
私は若い時に独立開業して会社を作っています。その時のリスクに比べれば株式投資はそれほどのリスクとは感じません。
株式投資のリスクなんて会社経営のリスクに比べるとリスクのうちには入らない
会社を経営すれば出資金以上にお金を失う可能性があります。銀行が必ず社長に連帯保証させるからです。いっぽう株式投資の場合は信用取引などさえしなければ出資額以上にお金を失うことはありません。
出資した会社が全て倒産することは稀ですから、大抵は出資金が多少目減りする程度です。それでも恐ろしいと言って株には手を出さない人が多いのです。
興味があっても株を買う踏ん切りがつかない人
私のブロクの読者の中にも株に興味を持っていろいろ質問してくる人がいます。でも興味を持つだけでなかなか買う踏ん切りはつかないようです。
昨年の3月にコロナ禍で株が下がった頃、私はチャンスと思ってペプシコとかジョンソン・エンド・ジョンソンなどの株を果敢に買いました。その様子を書いたブログに対しても質問のメールを結構いただきました。
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暴落時に恐ろしくて株を買えない人
「今は底値でしょうか。もっと下がるのではないでしょうか。まだまだ下がるような気がして恐ろしくて買えません。かぶとさんはどうお考えですか」といった内容でした。
買うか買わないかは本人の判断です。私はチャンスと思ったから買ったのです。でも人に買えとは言えません。だから一般論で適当なことを書いて返事しました。
あの時買えば良かったと後悔する人
その人からは、しばらく経って株価が回復してきたあと「あの時買えば良かった」というメールをいただきました。
私にもっと後押しして欲しかったのかもしれませんが、私には責任が取れませんから買うか買わないかは。自分で決めてほしいのです。
そういうタイプの人は今も恐ろしくて買えないようです。
株が上がったら上がったで恐ろしくて買えない人
最近も定期定額で株をコンスタントに買っていることをブログに書きましたら質問が来ました。
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「今の米国株は上がり過ぎではないでしょうか。もうすぐバブルが崩壊するような気がして恐ろしくて買えません。かぶとさんはどうお考えですか」
どうお考えかって、私は買ったほうがいいと考えたから買ったのです。それ以外はありません。
株の売買の判断を人に求めるのは無責任
株が上がるか下がるかなんで誰にも分からないのです。私はそのことをこのブログで再三書いているのに、まだ私に上がり下がりの予測を求めるのはどういうことか。私に売買の判断を求めるのはどういうことか。
よほど自分の責任と判断でリスクを負うことを恐れているのでしょう。
そういう人は誰かの強い後押しがないと結局は買わないのです。
格差が広がって当たり前
世の中に株式を持つ者と持たない者の格差が圧倒的に広がるわけです。
株式投資家を悪く言ったり、格差の広がりを嘆く人がいますが、自らリスクをとる人が成功して、リスクをとらない人がジリ貧になるのは当たり前です。
格差の広がりは決して世の中のせいばかりではないと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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