かぶとたいぞうです。
先日、安い、箱に入っていない(ビニール袋に入った)ティッシュペーパー5個入りを買ってきました。紙の箱に入ったティッシュペーパーより幾分安いのです。
使い終わったティッシュペーパーの箱を捨てないでとっておきました。その箱に入れて使うのです。
紙箱に入っていないティッシュペーパーは使いづらい
以前、箱に入っていないティッシュペーパーを買ってきてそのまま使ったとき、紙を1枚持ち上げようとしてもビニール袋に入ったティッシュペーパーの束全てが持ち上がり、片手では紙を出すのが面倒でした。
そこで、ティッシュペーパーを使い終わっても箱を捨てずにとっておき、その箱の中に箱無しのティッシュペーパーを入れればいいことを思いついたのです。
別の箱に入れて使えば使いやすく50円の節約
ティッシュペーパーの箱の横を開けてティッシュペーパーを箱の中に入れ、開けたところをテープでとめました。思ったとおり使いやすいです。今度から安い箱無しのティッシュペーパーばかり買うことにします。
安いと言っても5箱ぶんでせいぜい50円程度の節約です。我ながらみみっちい気もします。
「時間で金を買う」
しかし今は若い頃と違って時間がたっぷりあるのです。若い頃と逆で時間で金を買おうと思います。
時間で金を買うとは変な言い方ですね。若い頃は金で時間を買いました。その逆という意味です。
時給5千円以下の仕事は人に頼んでいた
私が一番稼いでいた頃は、最大風速的に言えば1時間で50万円くらい貰ったことがあります。でもそんなことが頻繁にあるわけではありません。休んでいる時間もすべて入れて、1ヶ月の収入を1ヶ月の仕事時間で割れば、私個人の平均時給は5千円~1万円くらいだったと思います。
それでも1時間働けば最低でも5千円になるのだから、それ以下の費用で人に頼めることは全て人に頼んだほうが得です。
この春自分でやった大工仕事
例えば私はこの春、テラスに作った自作のウッドデッキが傷んできたので自分で修理をしました。
テラスの床を新しい板で張替え、手すりも取り替えました。ついでにテラスにピッタリな木のテーブルを新しく工作しました。そしてそれらの木材に防水、防腐、防虫の塗料を塗り、レンガなどを組んでおしゃれなテラスに作り変えました。
費やした時間は述べ20時間でした。
時給5千円なら10万円の仕事に値する時間
時給5千円の私がやれば10万円に値する仕事です。
だから私が現役で働いていた頃は、そういう仕事は全て人に頼みました。10万円以下で引き受けてくれる人に頼んだほうが得だったのです。おそらくこれくらいの大工仕事はプロに頼んだって工賃だけなら5万円くらいでやってくれるでしょう。
今は全て自分でやる
以前はほとんど金で人に頼んでいました。金で時間を買っていたのです。その買った時間で私はより多く稼いだのです。
でも今の私は無職です。20時間働いても一銭も稼げません。だから今は自分でできることは全て自分でやるのです。
それにしてもティッシュペーパーの箱ぐらいはと思われるかもしれません。
塵も積もれば山となるのです。
今の私が外で働いて金をもらっても
私が今外で働いても、それほどの賃金はもらえません。安い賃金で働いて、交通費や昼食代を支払って、税金を取られて、一体どのくらいの現金が残るでしょう。
いっぽう、何でも自分でやって支出を減らし、野菜もいっぱい作って、外食などせずに毎日家で美味しいものを作って食べて、それがエンジョイできれば他にお金を使うことは何もありません。
「時間でお金を買う」極意
私は持ち家だから家賃もかからず、実際あまりお金を使っていません。
リタイアした人が持っている豊富な時間という資源を使って、楽しみながら金の出を極限まで減らすことが「時間でお金を買う」極意だと心得ました。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
道を求める者は世俗を離れ、ひとり山中に身をひそめて自分との対話を楽しむ。たまの話し相手は古典 -
【徒然草】やっぱりたまに徒然草を読んだほうがいい。吉田兼好の思考は老後生活のヒントになる -
断捨離が流行っているけど、何でも捨てればいいというものではない。捨てて失敗したものもある -
「足ることを知る」とは「現状に満足する」という意味ではない。むしろ、まったく逆の意味 -
【敬老の日】高齢者の4人に1人が働く日本。うち65歳から69歳の就業率は52%。早期リタイアの私は少数派
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報