かぶとたいぞうです。
世間では「もうそろそろ株価が暴落しそうだ」とか、「そろそろバブル崩壊か」、「そろそろ危ない」「セルインメイ(5月に売れ)」だ、などと囁かれています。
しかし、そんな噂を尻目にNYダウは上がり続け、昨夜もあっさりと史上最高値を更新しました。
株はみんなが下がると言えば上がる
往々にして、多くの人が「株が下る」と言っているときは株は下がりません。誰も言わなくなった時にいきなりズドンと下がるものです。
株価の暴落などというのは、地震と同じで、「来る」「来る」と言われているうちは来ません。忘れた頃にやってくるのです。
暴落は地震と同じ。忘れた頃にやってくる
地震に備えるために最低限の水と食料、救急用品、サバイバルグッズなどを常備している人は多いでしょう。同じように、株価暴落に備えて、ある程度の手持ち資金を確保しておくことも大事だと思います。
共通しているのは、それがいつ来るか分からないこと。いつ来るかを予想するより、来た時にどう対応するかのほうが大事だということです。
だから私も暴落がいつ来てもいいように現金を持っています。
いつ暴落が来るかなんて予想できない
しかし暴落が来ることを予想して今のうちに売っておいたり、しばらく買い控えたりはしません。
いつ暴落が来るかなんて予想できないからです。
おおかたの予想通り、この5月に株価は暴落するかもしれません。でも今年いっぱい株が上がり続ける可能性も同じくらいあるのです。
株価が2倍になった後で半値に下がっても
もっと言うと、今後3年間上がり続けて、株価が現在の2倍になった後で下がって半値になることだってありうるのです。
現在100ドルの株が3年後に200ドルになっており、それが半分になったら100ドルに戻るのです。
「それ見たことか」「やっぱり株は暴落した」と言う人も現れるでしょう。しかし今買った値段に戻っただけで、なんの損もありません。むしろ3年間配当をもらっただけ得なのです。
過去の株価グラフを見ても、早く買えば買うほど暴落時に元値を割らないことが分かります。
でも、どうなるかは分からない
いや、そうなると予想しているのではありません。いろいろあり得ると言っているのです。どうなるか誰にも分からないと言っているのです。
毎度同じ結論ですが、ある程度の現金を持ちつつ、ドルコスト平均法でも円コスト平均法でもいいので、毎月コンスタントに「定期定額方式」で株を買い続けるしかないということです。
リスクヘッジとは、暴落に備えることだけではありません。暴落が来ない場合の機会損失に備えることも大事なリスクヘッジなのです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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