かぶとたいぞうです。
私は過去に戻りたいなんて一度も思ったことがありません。
楽しい思い出はたくさんあります。思い出して懐かしく思うこともあります。でもその時間に戻りたいかと言われたら、けっして戻りたいとは思いません。
なぜなら、過去のどの時代もよく思い出したら必死だったし、どうにかギリギリ生きていたからです。今の自分と比べたら余裕がなく、お金もなく、やらなければならない事がたくさんあって、責任もあって、ほんとよくやってこれたなと思うのです。
子供の頃に戻りたいとは思わない
子供の頃は楽しい思い出がいっぱいです。でも、よく思い出すと家が貧乏でいつも我慢ばかりしていました。食べるものもあまりなく、常に腹をすかしていました。
よく耐えたなと思います。あの時代にもう一度戻りたいなんてけっして思いません。
学生時代に戻りたいとは思わない
学生の頃は友達が多く、楽しいことがいっぱいありました。でもやはりいつもお金がなく、アルバイトずくめで学校にも行けませんでした。生活費だけでなく学費まで稼がなければならなかったので普通の社会人よりきつかったです。
よく卒業できたなと思います。あの時代には二度と戻りたくありません。
若い頃に戻りたいとは思わない
社会人になると少しお金に余裕ができ、欲しいものが買えるようになりました。しかし結婚も子供も早かったのでやっぱり余裕はありませんでした。おまけに無理をしてバブルの時に家を建てたので、家のローンと子供の学費に追われる生活でした。
よく2人の子供を私立大学まで行かせることができたなと思います。よく家のローンを最後まで払いきったなと思います。
もう一回同じことをやれを言われたら逃げ出したい気持ちです。
私の人生はいつもギリギリ
思えば私の人生なんて、いつもギリギリでした。いつもギリギリセーフでした。過去のどの時代を思い出しても常に緊張して、常に勝負の連続で、運良くここまで逃げ延びた感じです。
今は子供も独立し、ローンの終わった持ち家もあり、借金もなく、責任もなく、仕事もなく、まったく自由なのです。
足ることを知ったので特に欲しいものもありません。だからお金もそれほど必要ありません。
過去のどの時代よりも今のほうが楽
過去のどの時代より今のほうが楽だし楽しいし充実しているのです。
過去に戻りたいなんて思うはずがありません。
子供の頃に戻りたいとか、学生時代に戻りたいとか、そんなことを言う人がたまにいます。そういう人はおそらく家が裕福でお金の心配がなかったのでしょう。
あるいは若い時のほうが体が健康だったとかよくモテたとか、そんな理由かもしれません。
私は今が一番幸せ
私は若い時にそれほどモテませんでした。体は若い時のほうが確かによく動きましたが、歳をとれば体が弱るのは仕方のないことだと思っています。
私は今が一番幸せです。
そう思える自分は本当に幸せ者だと思っています。
ごきげんよう。
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「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
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おっしゃる通り。いつもいいこと悪いことセットなので、今をよりよく生きると言うこと
ですね。悪いことは忘れやすいので、昔はよかったなんて思いがちです。
はむぞう様
かぶとたいぞうです。
コメントありがとうございます。
同感です。