かぶとたいぞうです。
那覇市内を散歩していると、いろいろなところでホームレスの人を見ます。
たいていは、簡単な屋根などをつけた自家製テントに住み、テントの中にも外にも荷物もたくさんあるので、長期間そこに住んでいると思われます。
おもろまちの公園に住むホームレスの女性
おもろまち駅から西に伸びる大通公園のような公園にも女性のホームレスが1人で住んでいます。
最初見たときは公園内の地面には草がぼうぼうと生えておりました。その草の茂みの中に女性のテントはありました。その後、そこを通るたびに毎回彼女を見ました。
公園の整備はされている、でもホームレスの女性は住み続ける
ある日同じところを散歩していると、公園の草は全て刈られていました。たぶん市の職員か委託業者が定期的に刈るのでしょう。
女性のテントはどうなっただろうかと近づいていくと、ちゃんと同じ場所にきれいに駆られた芝の上にテントがはられていました。もちろん女性もテントの中にいました。
排除されなかったみたいです。きっと市の職員も黙認しているのだと思います。
通行人もホームレスを気にしていない
道行く人も、そのテントの横を普通に通っています。ジロジロ見たり眉をしかめる人は一人もいません。
これが札幌だと怪訝な顔で見て、「景観を損ねる」とか「不衛生だ」とか苦情を言う人が出るでしょう。すぐに通報されて排除されそうです。
しかし沖縄の人たちは誰も排除しようとは思わないようです。ホームレスの人に対して寛容なようです。
シュガーローフにもホームレスが住み着いていた
先日散歩の途中で偶然発見した「シュガーローフ」にも実はホームレスの人が住み着いていました。
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長年住み着いている感じのホームレスのテント
棲み家はやはり自家製のテントでしたが、しっかりと組まれておりました。荷物も多く自転車まであって、そこに長年住んでいる雰囲気がありました。
だれも通報しないし、だれも排除しないのでしょう。
ホームレスに寛容な点はタイと似ている
そういう点はタイと似ています。タイにもホームレスは多く、お寺の敷地内などで暮らしていますが、誰も排除したり文句を言ったりはしません。
むしろお供え物を食べるだろうと想定して食べ物を置いていく人がいるくらいです。
日本人は優しくない、沖縄の人のほうが優しい
日本人は心優しい、弱い者をいたわるというイメージがありますが、実際は逆です。冷たくて排他的、攻撃的な人のほうが断然に多いです。
でも沖縄の人は違うかもしれません。もともと優しくて弱い者をいたわる人、お人好しが多いのかもしれません。
だから歴史的にも周囲の勢力に翻弄されてきたのだと思います。
でもそんな優しい沖縄人が好きな人が多いから、沖縄を訪れる人はリピーターが多いのだと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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