かぶとたいぞうです。
いまさらなんですが、株の最大の利点は保有税がかからないことだと思います。
不動産であれば、保有しているだけで「固定資産税」という保有税がかかります。
たとえ利を得る目的以外で保有していても固定資産税は容赦なくかかります。親から譲り受けて住んでいるだけなのに、土地の評価が上がれば固定資産税も上がります。固定資産税が払えなくて先祖伝来の土地を手放したという話も聞きます。
株は持っているだけでは税金は一切かからない
それに対して株は持っているだけでは税金はかかりません。固定資産税に対して「流動資産税」とでも言いましょうか、そんなものは(今のところは日本には)存在しないのです。
株は売ったときに、買ったときより高く売れた場合に限り、つまり株の売買で利益を得た場合に限り税金を払います。これは不動産でも同じです。
あと、株で配当を得れば配当に税金がかかりますが、不動産も地代・家賃を得れば税金がかかるのでこれも同じです。
株には保有税「流動資産税」はない
違うのはただひとつ。不動産は持っているだけで毎年「固定資産税」という保有税がかかるのに対し、株は持っているだけではなんの保有税もかからないことです。
当たり前のことだけど、あらためて考えれば株の保有は不動産の保有に比べて優遇されています。
不動産は利益を産まなくても固定資産税という保有税を取られる
配当の出ない株もあるので、株を保有しているだけで保有税を取るのはいかがなものか、というむきもありますが、それは不動産だって同じことです。地代・家賃が発生しない土地もあるのです。
それでも不動産は保有しているだけで固定資産税を取られます。
私は不動産の売買も株の売買も経験したが
私は株も不動産も持っているし、両方とも売ったり買ったりした経験がありますが、私にとっては株のほうがよっぽど楽です。
株の売買は簡単です。不動産の売買のように登記手続きなど一切要りません。売買手数料なども株のほうがうんと安いです。株は一瞬で売り買いできますが、不動産の売り買いには何ヶ月もかかります。
不動産はプロの分野
それだけに不動産の売買はプロ向きなのだと思います。素人が手を出してうまくいく分野とは思えません。
素人が下手に不動産で儲けようと思ってもプロにカモられるだけだと思います。
私はもう不動産には関わりたくない
私はもう不動産を買ったり売ったりしたいとは思いません。
今住んでいる家は、もう死ぬまでの消耗品として扱います。死ぬまでただで住めれば償却済み。あとは勝手に処分してもらえれば結構です。
遺族にも不動産より株のほうが喜ばれると思う
遺族には不動産より株のほうが喜ばれると思います。株のほうが管理も現金化も楽だからです。
金(ゴールド)には配当も金利もつきません。ビットコインなどの仮想通貨はまだリスクが大きすぎます。
私の資産はこれからも当面の現金をのぞいて、すべて株で保有するつもりです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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