かぶとたいぞうです。
今日の内容はあまりにもバカバカしいものなので、読者の皆様にはお叱りをうけるかもしれません。
面白い俳句が浮かんだのです。
「そうめんや 冬に食べたら にゅうめんや」
いちおう五七五だし、季語もあるので俳句に間違いありません。
ただ、ありがちな俳句なので、もしかしたら過去に誰かが先に詠んだかもしれません。
そうめんを食べていて浮かんだ俳句
私はそうめんが好きです。厳密に言えば「そうめん」よりほんの少し太い「ひやむぎ」のほうが好きなのですが、北海道にはひやむぎを食べる文化がありません。ひやむぎも含めて一般的に細い麺を「そうめん」と呼んでいます。
過日、鶏鍋の残り汁にそうめんを入れてみました。
乾麺のまま鍋の残り汁に入れたそうめん
別にゆでてから入れたのではなく、乾麺のまま入れました。きっと乾麺の小麦粉が程よく効いて、とろみのある温かいそうめんが出来上がるだろうと思ったのです。
思ったとおりでした。醬油ベースの鶏汁にとろみがついて、そうめんによく合いました。長ネギをハスに切って添えました。
この味、前にどこかで食べたことがある
食べながら思いました。
「このそうめんは以前どこかで食べたことがあるな」
そうです。かつてススキノのある料理屋でしめに出された「とりめん」の味と同じでした。
「とりめん」を食べて浮かんだ句
ふいに浮かんだ俳句が
「そうめんや 冬に食べると とりめんや」
感慨深く食べながら、「とりめん」はこのように作るのかと我ながら感心しました。でも作り方がちょっと気になったので「とりめん」をネットで調べたのです。
北海道独特の呼び方「とりめん」
調べてみて分かったのですが、「とりめん」というのは北海道独特の呼び方で、具体的には鶏出汁で作ったにゅうめん、あるいはそれに鶏肉を加えたにゅうめんの事のようでした。
にゅうめんとは温かい汁で作ったそうめんのことです。
東京には「とりめん」はない
そういえば、東京では同じものを「にゅうめん」と呼んでいたし、東京で「とりめん」というメニューを見たことがありません。
でもだぶん同じものです。唐揚げとザンギの差くらいのものでしょう。
改良した俳句
それで俳句を改良しました。それが前掲の
「そうめんや 冬に食べたら にゅうめんや」
なのです。
にゅうめんのほうが全国的に理解しやすいだろうし、最後の「にゅうめんや」の「や」にこめた関西弁風の滑稽さが伝わりやすいと思ったからです。
ついでに「食べると」を「食べたら」に変えました。
冬の季語と夏の季語
季語は「冬」です。しかし「そうめん」はおそらく夏の季語です。
今は冬なので、冬に詠んだ句だと分かりますが、「そうめんや」から始まるので夏に詠んだ句ととることもできそうです。
つまり、夏にそうめんを食べながら、冬に食べたにゅうめんを思い出すという内容です。
俳句に込めた思い
句に込めた思いは「夏も良し、冬も良し」です。
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どうでもいい話を長々とすいません。ただせっかく浮かんだ、我ながら面白い句だったので、なにかの形で残したかっただけです。
失礼しました。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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