かぶとたいぞうです。
私はコショウが大好きです。肉でもサラダでもラーメンでもコショウを多めにかけて食べます。
コショウにはロマンがあります。
チンギスハンの時代のコショウ
チンギスハンがモンゴル帝国を治めていた時代、コショウはとても高価なものだったらしく、コショウひと握りは馬13頭と交換だったらしいです。
当時の馬が現代ではどれくらいの価値に相応するかは想像もできません。でも当時の馬が乗り物として使われていた事実を考えれば試算することは可能です。
昔のコショウの値段
現代の乗り物である車は、1台平均200万円くらいでしょうか。それが13台だと2,600万円になります。
いや、モンゴル帝国時代の馬は現代の車よりもっと価値があったかもしれません。
当時のコショウは現代の価格にすると、ひと握り3千万円ぐらいだったかもしれません。
そんなことを考えながら肉にぶんだんにコショウをかけて食べると、なんかすごく贅沢な気分になります。
若き日のチンギスハンとコショウ
若き日のチンギスハンは、地方の部族の族長(ハン)を大勢招いて羊肉のごちそうを振る舞いました。
当時の羊肉は丸焼きにするか、鍋で煮る調理法しかありませんでした。
チンギスハンは中国から料理人を呼び寄せて、当時中国で流行り始めた「炒める」という新しい調理法で羊料理を作らせました。そして炒めた羊肉にたっぷりとコショウをかけて部族長(ハン)等に振る舞ったのです。
コショウの力で族長たちを配下に
ハン等は目を丸くして驚き、一発でみんなチンギスハンの配下に加わったそうです。こんな高価なものをふんだんに使えるチンギスハンの経済力と、惜しげなく人に振る舞う人間の大きさに魅了されたのです。
ちなみに、その時の羊肉の炒めものが現代のジンギスカンの原型のようです。
驚くべきコショウの力
ほんのひと握りのコショウで天下をとれるのです。
ところが我が家にはひと握りどころか、常に業務用の大袋入りのコショウがあります。
世界を支配した気分です。
使いやすくて美味しいテーブルコショウ
我が家には白コショウも黒コショウもありますが、一番使いやすいのはいわゆる「テーブルコショウ」です。
白コショウと黒コショウがちょうどいい感じにブレンドされています。味にうるさい人ほど、最後にはテーブルコショウに戻ると言われています。
ハウスのテーブルこしょうでもSBのテーブルこしょうでもいいのですが、私はたっぷり使うのでいつもSBのマルコポーロコショーの業務用大袋を買って、テーブルコショウの瓶(大)に詰め替えています。
コショウを大量に抱えてモンゴル帝国の時代にタイムワープできれば
この業務用大袋を持ってモンゴル帝国時代にタイムワープできれば、大邸宅でも美女でも手に入らないものはないでしょう。
そんなことを空想しながら料理にコショウをかけて食べると、それだけで豊かな気持ちになれます。
読者の皆さんも、今宵そんなことを空想しながらコショウをふんだんに使った料理で一杯やってみてください。
ロマンチックで豊かな気分が味わることまちがいなしです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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