【はじめての米国株取引】一般口座と特定口座、どちらがいいのか

かぶとたいぞうです。

今朝起きてみると、本ブログの読者のかたから次の質問メールが届いていました。お名前はいちおう伏字で隠しました。

~~~
かぶとたいぞう様
お世話になります。
神奈川在住の●●です。
素人の質問で申訳ありません。
たいぞうさんは、米国株を買われる際、NISA以外に、一般と特定のどちらで買われていますでしょうか。
それぞれの特徴は、WEBで調べましたが、いまいち良くわかりませんでした。
また、その解答はブログを見ている方にも良いネタかと思います。
「一生米国株を持ち続けるには、**の方が良い」になるかと思いますが
よろしくお願い致します。
神奈川在住
●●●●
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このようなご質問をいただくのは大変ありがたいことです。ブログで取り上げるネタになるからです。



結論

このようなことを説明する際、多くの人はまず税制について説明し、続いて一般口座と特定口座の違いを説明するでしょう。私は結論から書きます。

すべて「特定口座、源泉あり」で買うことを強くおすすめします。

私はそうしています。また、一生米国株を持ち続ける場合でも、短期取引でも、あるいは日本株の取引でも、どんな取引でも「特定口座、源泉あり」を強くおすすめします。

理由

「特定口座」にすると、証券会社が「年間取引報告書」というものを作って送ってくれます(ダウンロード、郵送とも)。

「年間取引報告書」は1年間の株の損益(売買、配当)をすべて網羅して計算したものです。これさえあれば、自分で損益を計算する必要がなく、納税が楽になります。

いっぽう、「一般口座」の場合は、証券会社は「年間取引報告書」を作ってくれません。

よって、納税の際に、自分でエクセルなどを用いて「年間取引報告書」のようなものを作らなければなりません。

基データは証券会社のWEBサイトで照会したりダウンロードしたりできますが、表にまとめるのは大変です。

売買の利益計算には買った時と売った時の株価のみならず、その時の為替レートの記録も必要です。日本円に換算する必要があるからです。しかし、何年も前に買った株式だと、証券会社にデータが残ってない場合があるので、自分で購入時の計算書を保存しておく必要があります。たいへんな労力です。

「一生米国株を持ち続ける」人はそもそも株式を売買しないのでどちらでもいいようですが、長い一生の間に

  • 現金が必要になってやむなく株を少し売る
  • 銘柄の選択が間違っていたことに気づいて処分する
  • 選択した銘柄に見切りをつけて処分する

などの事情も発生するかもしれません。そうなると、買った時の古いデータを引っ張り出してきて自分で売買益をきっちりと計算するのは大変です。「特定口座」にしておけば憂いなしです。

次に「源泉あり」「源泉なし」の件ですが、「一生米国株を持ち続ける」場合はそもそも株式を売買しないので、「源泉あり」でも「源泉なし」でもどちらでもいいです。でも、前述の通り万が一売る時もあります。その場合やはり「源泉あり」のほうが楽です。

「源泉あり」にすると、株式売買時に利益が出たら証券会社が源泉徴収をしてくれます。還付金が無いのであればそのまま確定申告する必要はありません。

他の収入との兼ね合いで還付金が期待できる場合でも、「源泉あり」にしておいて先に源泉徴収してもらい、後で確定申告で還付請求することも可能です。私は毎年この方法で「源泉あり」→確定申告で還付金を請求しています。

逆に「源泉なし」にすると売買時の利益を後で自分で確定申告し、納税しなければなりません。

要は先に税金を払うか、後で払うかです。私は税金は先に払って、必要ならあとで確定申告で払い戻してもらう(還付金)ほうが気が楽です。



経過

私は最初、「特定口座」「一般口座」「源泉あり」「源泉なし」の違いをよく理解せずに、マネックス証券に「一般口座」をつくり米国株を始めました。

米国株取引を始めて1年が経ち、確定申告の時期がやって来ました。このとき初めて「一般口座」にしたために自分で売買益をすべて計算しなければならないことを知りました。

買った時の株価、その時の為替レートと手数料、売った時の株価と手数料。エクセルで計算書を作るのにまる1日かかりました。たいへんでした。

マネックス証券に電話をして「一般口座」を「特定口座」に変更できないか尋ねたら、途中からの変更はできないとの回答でした。

どうしても「一般口座」の株式を「特定口座」に変えたいなら、あらたに「特定口座」をつくり、「一般口座」に入っている株式をすべて売り、「特定口座」で買い戻すしかないと言うのです。

手数料分だけ損ですが、しかたなく私はそうすることにしました。

どうせだからついでだと思い、その機会にSBI証券に「特定口座」「源泉あり」を作り、すべての株式をSBI証券で買い戻しました。

今から思えば、「特定口座」「一般口座」「源泉あり」「源泉なし」の違いをよく理解してから株取引を始めれば良かったと思います。

以上、参考になりましたら幸いです。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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