かぶとたいぞうです。
数日前にMP(フィリップモリス)の配当金が振り込まれていたのは知っていたのですが、少し忙しかったので放置していました。
今日になって配当金明細を見ると、なんと、1株あたりの税引き後配当金額が前回より下がっているではありませんか。
株価急落、暴落のPMフィリップ・モリス、とうとう配当を下げたか!?
株価急落のMPはとうとう配当まで下げたか、と一瞬焦りました。が、よく見ると税引き前の配当金額は前回と変わっていません。変わったのは、米国で差し引かれる外国源泉税率だけでした。
PMの配当は変わらず、外国源泉税率が上がっただけ
PMはアルトリアグループの一員です。米国内でのたばこ販売はアルトリアが、米国外でのたばこ販売はPMが、と役割分担しています。
よって、PMは米国の会社(本部はスイス)なのに、米国外の会社同様と言うことで、今まで米国内の会社の配当にかかる税金(10%)はかかっていなかったのです(0.2~.03%のごくわずかな税金しかかかっていませんでした)。
それが、どういうわけか、今回の2019年1月の配当より、その税金(日本の投資家から見れば「外国源泉税率」)がまともに10%かけられたのです。
確定申告すれば外国税額控除で取り戻せるが
私は他の収入があり確定申告します。外国源泉税率の10%は外国税額控除でどうせ取り戻すつもりなのでどうでもいいと言えばいいのです。しかし、そのうち他の収入がなくなり、確定申告も(タイに住んでいることもあり)面倒になると思います。そうなると外国源泉税率の10%は取られ損です。
外国源泉税率を上げたのはSBI証券だけか
マネックス証券で運用している人の話だと、マネックス証券は1月分の配当も外国源泉税率は0.3%程度だったらしいのです。
どうしてSBI証券はPMの外国源泉税率を急にあげたのでしょうか。SBI証券に問い合わせてみました。
SBI証券問い合わせフォームで問い合わせた
私はPM株の保有率が高いのでとても気になります。
SBI証券から回答がありましたら、本ブログにて必ずお伝えします。
2019年1月24日追記)
翌日さっそくSBI証券より回答がありました。少し分かりづらい内容でしたが、取りすぎた分を返すかもしれないというニュアンスでした。詳しくは次のリンクにて詳細記事をお読みください。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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