【SF:資本主義の究極】AI化、ロボット化が進み、株主以外の人間は必要なくなる日

かぶとたいぞうです。

今日はいささかSF的ですが、近未来の資本主義の究極の姿、すなわち、世の中にAIやロボットなどがどんどん普及して、労働者が必要なくなる日のようすを想像を交えてお話します。

ほとんど空想なので、そのつもりでお読みください。



バイデン大統領はグローバル化を押し進める

米国大統領戦は結局トランプ氏が破れ、バイデン氏が勝利しました。

バイデン氏はグローバル化をより積極的に進めるでしょう。そしてグローバル多国籍企業はさらに発展するでしょう。

優良多国籍企業はリモート化、AI化、ロボット化を進める

コロナ禍もあいまって、優良多国籍企業は業務のリモート化を更に進め、現場や接客の分野では今まで以上にインターネット化、無人化、ロボット化を進めるでしょう。

ロボット:kabutotai.net

もちろん各国、各地域の中堅企業、中小企業も取引先になるなら流れに従うか、さもなければ吸収されるかしかありません。

個性的な製造業や特殊なサービス業以外は、この大きな流れにすべて取り込まれるでしょう。



大量失業時代の幕開け

それによって何が起こるか。単純作業はもちろんのこと、現場仕事や接客の分野のワーカーが職を失います。機械やロボットに職を奪われるのです。

マネジメントもAI化が進み、現場監督や中級マネージャーも職を追われるでしょう。

そのうちに企業の進化がもっともっと進みます。製造、マーケティング、流通、物流、アフターサービスのすべての分野でAI、インターネット、ロボット、ドローン、自動運転、などの技術が十分に浸透します。そうなるともう上級管理職も要らなくなり、ひょっとしたら社長すら要らなくなるかもしれません。

残るのは株主だけ

世に中には一部の株主と大勢の失業者しかいなくなります。「持つ者と持たざる者」の格差は超絶なものとなります。生活保護申請数はうなぎのぼりに増え、多すぎて審査すらできなくなるでしょう。

そうなると国家は国民を救済するために「ベーシックインカム」のような制度を導入することになると思います。



現実味を帯びるベーシックインカムの導入

例えば国民一人あたり10万円の月給を支給して、その範囲でやりくりするようにと言うことです。

原資は一握りの株主から取るしかありません。配当に対する所得税を増税します。例えば現在約20%の税率を50%にまで上げます。この時代は企業の利益が急激に増え、配当も極限まで増大するのでそれで足りるのです。

持つ者と持たざる者の格差

だからこの時代に、たとえ少しでも株を持っていた者は10万円のベーシックインカム以外に相当な配当収入があるので贅沢ができます。

株を持っていない者は生活がギリギリなので外食すらできません。

よって外食産業やホテル、レジャー産業などは、世の中のわずか一部である株主の専用施設となってしまいます。



もう株は買えない

株を持っていなかった多くの人たちは、「こんなことなら少しでも株を持っておけば良かった」と後悔します。

でももう遅いのです。

優良企業の株はあっという間に1000倍以上に上がってしまいました。1株1万円(100ドル)だったものが、数日のうちに1株1000万円になったのです。

固く閉ざされてしまった特権階級への入り口

持っている預金をすべておろし、ギリギリセーフでわずかな株を手に入れることができた者もいました。しかし特権階級への入り口はそれを最後に固く閉ざされてしまいました。

優良多国籍企業の株は、もう手が届かないぐらいに高騰してしまったのです。1ヶ月10万円のベーシックインカムをいくらセーブしても絶対に買えないのです。



逆転不可能な超絶格差

株主とそうでない者の格差は中世ヨーロッパの「荘園領主」と「農奴」、あるいは江戸時代の「大名」と「百姓」と同じくらいに広がり、かつ長期的に固定化されました。もう、どうあがいても逆転は不可能なのです。

もう「優秀かどうか」とか「努力したかどうか」で結果が決まる世の中ではありません。「株を持っているかどうか」ですべてが決まる世の中になってしまったのです。

+++

すべてSFですが、当たらずとも遠からず

私のSF話はここまでです。

こんな世の中は嫌ですね。でも、こんな世の中になるような気がする人は、今のうちに米国株長期投資を始めたほうがいいですよ。

私のSF通りにはいかないまでも、株を持つ者と持たざる者との格差は実際にどんどんひらいています。



米国株長期投資はおすすめ

私は結果には責任をとれませんが、米国株長期投資は心底おすすめします。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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