かぶとたいぞうです。
SBI証券と楽天証券、松井証券は昨日2025年7月25日、証券口座の乗っ取り事件を巡り、顧客に被害額の原則2分の1しか補償しないと発表しました。
以前は多要素認証(MFA)を設定している顧客が乗っ取り被害にあった場合は、被害額の100%を保証すると言っていましたが、今回の発表では、多要素認証(MFA)を設定している顧客が被害にあった場合についての言及はありません。
多要素認証
私が利用しているSBI証券では、今年の6月には多要素認証が義務付けられましたから、それ以降の取り引きには必ず多要素認証がされています。それでも乗っ取り被害は発生しているようなのです。
当然、SBI証券の指示通りに多要素認証を設定、適用したのだから、それでも被害にあったのならSBI証券が被害の全額を補償すべきだと思います。
でも、もしかしたら被害があまりにも大きいので、SBI証券も全額は払えないという意味なのでしょうか。多要素認証でも半額しか補償しない方針なのでしょうか。だとしたら即刻すべて引き上げて野村證券などの窓口証券に株を引っ越さなければなりません。
セキュリティ対策は充分なはず
私は充分なセキュリティ対策をしています。フィッシングメールやフィッシングSMSのリンクはクリックしません。セキュリティソフトも頻繁に起動しています。IDやパスワードも複雑で使いまわしもしていません。フリーWIFIでは証券取り引きをしません。他人にIDやパスワードを教えていません。IDやパスワードを安易に記録したり、他人の目に触れるようなことはしません。
唯一、できていないのは、米国株アプリの利用です。SBI証券の米国株アプリはあまりにもお粗末なので、PCサイト(WEBサイト)で取り引きをしています。でもブラウザに保存したブックマークからしかアクセスしていません。
犯罪者の手口は巧妙化する
これだけ気を付ければ大丈夫だと思いますが、犯罪者の手口もどんどん巧妙になるし、OSやブラウザのバグをついたアタックもあり得ます。
それで被害を受けても半分しか補償されないなら、もうネット取り引きは一切できません。
+++
それにしても腑に落ちないことが2つあります。
ひとつめ
今回の被害はたいてい中国株が絡んでいます。私は米国株しかやりません。中国株取り引きができないよう設定できないのでしょうか。
SBI証券のWEBサイトには「外国株」のくくりしかなく、外国株を開設すると自動的に中国株の取り引きもできてしまうのです。中国株の取り引きを中止したいのにそういう設定が無いようなのです。
ふたつめ
もうひとつ。
今回の一連の乗っ取り事件では、小型中国株の値上がりで莫大な利益をあげた人がいるはずです。捜査しているのでしょうか。犯人は簡単に特定できるはずだし、犯人がつかまれば乗っ取り事件も無くなるか、模倣犯も相当減ると思います。
犯人を見つける方が効き目があると思うのですが。
今回の一連の証券口座乗っ取り事件と対応は、不可解なことばかりです。
米国では多要素認証を適用して被害にあった場合、ほとんどの証券会社は被害額の全額を補償しているようです。
SBI証券も早く多要素認証設定時の被害について、態度を明確にしてほしいです。多要素認証を設定していても半額しか補償しないと言うなら、もう使えません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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