かぶとたいぞうです。
最近になって再度勃発したタイ・カンボジア国境紛争ですが、どうも話ができすぎているような感じがします。
私はこれからずっとパタヤに住み続けるつもりなので、当局ににらまれるような発言はつつしみますが、今回の紛争はタイの側が積極的な感じがします。
そもそも
そもそもタクシン元首相の次女であるペートンタン現首相(憲法裁判所により現在職務停止中)はカンボジアの実力者フン・セン前首相と家族ぐるみで仲がいいのです。タクシン元首相とフン・セン前首相は親友ですから。
そのフン・セン前首相との電話内容がリークされて(リークしたのはフン・セン前首相)、タクシン一族とカンボジアのフン・セン前首相が今でも家族付き合いをしているかのように伝えられ、憲法裁判所から職務停止処分を受けたのです。そしてその直後に起きた国境紛争の再燃なのです。
「悪いのはフン・セン」
タイ軍の幹部はさっそく名指しで「フン・セン率いるカンボジア軍が罪の無いタイの民衆を殺害して国境を侵した」との声明を出しました。
悪人はカンボジアのフン・センで、その悪人とつるんでいるのがペートンタン現首相だという構図です。
ペートンタン首相はますます立場が悪くなりました。
タクシン一族は政界から一掃され、軍が力を持つ
同じタイ貢献党のセター前首相同様、タイ憲法裁判所の判決によりペートンタン首相は失職となる可能性があります。
結果として、タクシン一族は政界から一掃され、軍部に人気が集まり、軍の政治力は益々強大になるはずです。
これは偶然の運びなのでしょうか。
カンボジアがなぜ一方的にタイを攻める
タイ軍は「カンボジアが先に攻撃してきた、カンボジアは停戦する気がない、タイは今もなおカンボジアから攻撃され続けている、だから国と国民を守るために応戦するしかない」と主張しています。しかし、軍事力でも経済力でもタイに圧倒的に劣るカンボジアが、タイに一方的に攻め込む理由が見つかりません。
今回は中国も米国もタイ寄りの立場なので、影でカンボジアを操っている大国もちょっと思いつきません。
大芝居か
ペートンタン現首相との電話内容をリークしたカンボジアのフン・セン前首相も一枚かんで、大芝居を打っているのでしょうか。悪者になった見返りに、息子であるフン・マネットともどもカンボジアでのより強固な権力の維持に協力してもらうような取り引きでもしたのでしょうか。
フン・セン前首相はなんのメリットがあってペートンタン現首相との電話内容をリークしたのでしょうか。自らのフェイスブックページに17分間の通話全体を公開したのです。タイの軍部を利してペートンタン現首相の立場を害する以外に理由は考えられません。
軍部はタクシン一族さえ葬ることができれば良い
軍部はタクシン一族憎しなので、タクシン一族さえ葬ることができれば良いのかもしれません。
前回のような軍事クーデターなしに、またカンボジアとの全面戦争もなしに、平和に政権が移行するなら、それはそれで良いのかも知れません。
今後、数週間から半年ぐらい経過を見れば、全貌がつかめると思います。
タイは王国です。枢密院にも力があります。誰かの意向が働いているはずです。
これ以上は書けない
これ以上は書けません。
そしてここまでも、すべて私の想像です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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