SBI証券のID、パスワード乗っ取り事件について思うこと。ひとごとではない

かぶとたいぞうです。

オンライン証券口座で乗っ取り被害が相次いでいます。私がメイン利用しているSBI証券でも被害が多発しています。



訴訟と被害者の会

横浜市在住で私立大学講師の里吉竜一さん(60)がSBI証券を相手に訴訟を起こしました。

ことし4月22日、SBI証券の里吉竜一さんの証券口座に何者かが不正にアクセスし、数千万円分の有価証券を無断で売却したようです。その後、売却金で身に覚えのない株式の売買が繰り返されて里吉竜一さんは金融資産の大半を失ったそうです。

里吉竜一さんは他にも全国に被害者がたくさんいるはずだと被害者の会を結成しました。

落ち度はない

里吉竜一さんはフィッシングメールから偽のサイトに誘導されてID、パスワードを入力したとか、キーロガー(マルウェア)によってID、パスワードが盗まれたとか、ID、パスワードの使いまわし、単純な文字などの組み合わせなど、初歩的なミスはまったく身に覚えがないと言っています。

おそらくSBI証券のバックアップサーバーが不正アクセスされたなど、利用者がいくら気をつけても防げない、SBI証券側の落ち度によるものではないかと考えているようです。



私も心配になってきた

そして、自分の証券口座が乗っ取られていることに気づいていない人も全国にはたくさんいるのではないかと話しているそうです。

SBI証券はじめ各証券会社は5月以降、多要素認証を導入しましたが、専門家によると多要素認証でも防げないやり方があるそうです。。

私は心配になってきました。SBI証券にさっそくログインし、自分の口座残高と取引履歴を見てみました。

今のところ被害なし

今のところ被害には合ってないようです。

私も自分の金融資産の大半をSBI証券に預けていますから心配です。

メールの直リンクやSMSのリンクは絶対にクリックしません。セキュリティソフトも頻繁に起動し、パスワードなども複雑なものにして使いまわしはしていません。

それ以外にも相当気を付けています。



恐ろしい時代

それでも自分の証券口座が乗っ取られるなら、もう手の打ちようがありません。

恐ろしい時代ですね。

便利な時代は同時に恐ろしい時代でもあるようです。

ごきげんよう。



【関連性の高い記事】



【かぶとたいぞう有料ノート】

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*