かぶとたいぞうです。
世界情勢が大きく変わろうとしています。
ロシアのプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン総書記が軍事同盟を結び、「どちらかの国が他国から攻撃を受ければ、互いに協力して反撃する」ことを決定しました。
何を想定しての同盟か分かりませんが、何事もなければそんな同盟は不要でしょう。きっと水面下で何らかの動きがあるのだと思います。
キム・ジョンウン総書記の偉業
北朝鮮のキム・ジョンウン総書記はロシアの提案を「無条件で同意する」と言ってご満悦のようです。
経済的に苦しむ小国だった北朝鮮が、核ミサイルを保有したことで歴史的な大国ロシアと対等な同盟国に格上げです。これは歴史的な偉業なのでしょう。
イスラエルのネタニヤフ首相と米国のバイデン大統領
いっぽう、気になるのはイスラエルのネタニヤフ首相と米国のバイデン大統領の関係です。
従来、イスラエルと米国は、軍事的にも経済的にも固く結び付いたパートナーですが、ここに来て亀裂が入りかけているように見えます。
亀裂の原因
イスラエルのパレスチナへの執拗な攻撃は、端から見てもやりすぎです。周辺国も国連もイスラエルを露骨に避難するようになり、パートナーである米国もやりづらくなってきました。
米国はイスラエルに武器弾薬を供給していますから、米国にも批判が向けられています。
大統領選にも影響
米国国内でもデモや反対運動が起こっているようで、大統領選にもマイナスの影響が出始めています。
対抗するトランプ元大統領は、米国ファーストなので、イスラエルの戦争には荷担しない、手を引くべきだと言っています。
それで、バイデン大統領もイスラエルへの弾薬供給を停止せざるを得なくなったのでしょう。
怒ったネタニヤフ首相
米国の弾薬供給停止に対し、イスラエルのネタニヤフ首相は「あり得ない」と怒りを爆発させ、いっぽう米国も「そんなことを言うなら予定していた会合を中止する」と言って不満を露(あらわ)にしています。
中国の不気味な動き
そんな中、世界第二位の経済大国である中国は、南シナ海方面に急進出しています。台湾はもとより、フィリピン、ラオス、ベトナムにも軍事的な動きを進めているようです。
中国は、私が年に半年以上暮らしているタイにも強い影響力を与えている国ですから、他人事ではありません。
警戒するオーストラリア
中国の動きに敏感に反応しているのはオーストラリアです。
フィリピン、インドネシアのすぐ向こうはオーストラリアですから。
同じく中国の進出を警戒するインドと手を組んで、オーストラリアの同盟国である米国、そして米国の同盟国である日本も巻き込んで、4ヶ国軍事同盟が画策されているようです。
どう見るか
それら一連の動きをどう見るか。
昔から、経済が立ち行かなくなったら必ず戦争が起こります。
資源や産業を収奪する目的の他、自国民の不満や怒りの矛先を敵対国に向けさせ政権を維持するためです。
きっとどこの国も行き詰まっているのでしょう。
今後どうなるのか
今後どうなるのか。具体的には私にも分かりませんが、きな臭いのは確かです。
何事もなければ一番いいのですが、日本もちょっとは自分の国を自分達で守るための備えが必要だと思います。
戦争は弱いものイジメで、弱い国が真っ先に狙われます。米国がいつまでも用心棒をやってくれるとは期待しない方がいいのではないでしょうか。
スイスはなぜ平和か
永世中立国であるスイスは一見戦争や軍備とは無関係に見えます。しかし国民皆兵で、今でも徴兵制があり、各家庭にはライフルなどが装備され、いざという時は全国民が戦うのです。核シェルターもあるし、軍備もある程度あります。
スイスが戦争をしないと言うのは、他国に攻め込まないということで、他国が攻めてきた時は果敢に戦うのです。
他国がスイスに攻め込まない理由
ただ、スイスの銀行には世界の富豪がお金を預けていますから、誰もスイスを攻めようとはしないのです。
日本もスイスの真似をして、他国が容易に攻め込めない仕組みを作る必要があると思います。
まぁ、そんなことは私に言われなくとも、政治家ならみんな分かっているとは思いますが。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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