【円安ドル高】米国株は動かず。ドルは円に対して急騰。20年ぶりに132円台

かぶとたいぞうです。

昨夜の米国株はNYダウもS&P500も微増で、ほとんど動きはありませんでした。

いっぽう、円/ドルは激しく動きました。

昨日は米国のインフレがこれからも続くとの懸念で、米国の債券利回りが上がりました。



黒田日銀総裁、ゼロ金利への揺るぎない信念を語る

対して日本は昨日、黒田日銀総裁が「強力な」金融刺激への揺るぎないコミットメントを繰り返し、今後もゼロ金利路線を頑なに守る決意を堂々と述べました。

当然、金利の付かない円が売られ、高金利のドルが買われ、ドルは昨夜から急上昇。今朝になって一気に132円を突破。20年ぶりの高値を付けました。

20年ぶりの円安、ドル高

その後もドルは対円で上がり続け、今このブログを書いている6月7日火曜日の午前中時点で132.6円〜132.7円を付けています。

さっそく私が保有している米国株の配当収入を132.6円で計算してみると、1ヶ月につき数千円も上がりました。



私の配当は一気に上がった

先日ブログにも書いた、老齢年金の支給額が1ヶ月につき数百円下げられた分の10倍も挽回したのです。

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早くから米国株を始めておいて良かった

早くから米国株の長期投資を始めておいて本当に良かったと思います。

また、年金も60歳から繰り上げ受給して本当に良かったと思います。

先もらいした年金の一部が米国株に化け、そこから配当が米ドルで出てきているのですから。



私は嬉しいが

私にとってはめでたし、めでたしなのですが、困っている人、これから困るであろう人のことを思うと、あまり喜んではならない気がします。

つまり、年金だけで生活している人、日本円の預貯金だけで老後資金をためている人は、物価が上がるのに生活資金は増えず、だんだん苦しくなるだろうと思うのです。

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でもかなり前から警告していたのだから

上の記事を書いたのは、2018年3月7日です。今から4年以上も前です。

もしかしたら単なる結果論なのかもしれませんが、私以外にも、当時からインフレを警告していた人たちは少なからずいました。

そんな前から警告を発してきたのですから、それを無視して対策を取らなかったのは自己責任としか言えません。



実際、物価は上がっている

日本は統計方法のトリックでインフレ率を低く評価していますが、最近は目に見えて物価が上がっています。

流通在庫が切れるこの夏ぐらいから、輸入品はさらに一気に上がるような気がします。

私は今農業(趣味の園芸ですが)に燃えていますから、高くなる前に肥料を大量に備蓄しました。

種は作物自体から採れますが、肥料は自家製のたい肥だけでは足りません。

「備えよ常に」です。

ごきげんよう。


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