かぶとたいぞうです。
今私がブログを書いている午前11:00の時点で、S&P500先物は1.3%安、連休明けの日経平均は2%安。
今日から始まる今週の米国株式市場も低調なスタートとなる予感がします。
FRBの0.5%利上げは織り込み済みだったはず
FRBが0.5%の利上げを決定したことも、米国の長期金利が上がってきたことも、すべて織り込み済みだったはずです。
それなのに、今頃になって急激な利上げで米国経済が低迷するのではないかという懸念が広がっているようなのです。
一時はいっぺんに0.75%の利上げがあるのではないかと心配され、その心配がなくなったにも関わらずです。
ふるわない決算発表も
先行組に遅れて最近決算発表をした米国企業の中に、業績低迷の決算発表がちらほらあったことも市場を不安にしているようです。
主に通信、金融の業績が悪いです。インターネット動画配信の大手、ネットフリックスなんかは会員が大幅に減ったそうです。
長く続く先の見えない閉塞感に市場は嫌気
なかなか収束も終息もしないコロナ、サプライチェーンの混乱、終わらないウクライナ戦争、進行するインフレと利上げ。
理由が何であれ、長く続く先の見えない閉塞感に市場は嫌気をさしているのかもしれません。
米国株が大きく上がる気配は感じない
私はバリュー株長期投資家なので、株価が低迷しようが下がろうが何とも思いません。
でも、株の値上がりを期待して投資しているグロース株短期投資家だったら、もう嫌になっているかもしれません。
もう米国株なんてやめて、同じドル資産なら、米国債を買ったほうがマシだと思うかもしれません。あるいはもう株をやめて不動産に手を出すかもしれません。
当面のところ米国株が大きく上がる気配は感じないからです。
私が見ているのは保有する企業の業績だけ
私は長く株を持っていますから、株価が多少下がったと言っても今のところトータルでは十分ゲインしています。
しかも、持ち株を売る気は毛頭ないので、もっと下がっても心配しません。
私が注意深く見ているのは、私の保有する企業がちゃんと利益を出しているかどうかだけです。
配当にしか興味がない
利益が出ていれば配当はもらえます。利益が出ていなければ配当は減ったりもらえなくなります。私は配当にしか興味がないのです。
私は不況に強い業種ばかり選んで投資しているので、今のところ業績は悪くありません。今後も心配いらないと思います。
【関連性の高い記事】
しかし、コロナもウクライナ戦争もなかなか終わらないので、万が一にも業績が下がらないか、しっかり見ています。
株価は買い足すために見ているだけ
インフレに応じて売価を上げても売上が下がっていないかをチェックしています。
株価より業績を見ているのです。
株価も見ていますが、それは安くなったら買い足そうと思って見ているだけです。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【SBI証券口座開設ページ】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【円安】日本政府による2、3度の円買い介入を経て、円はまた更に下がっていくのだろう -
【円安】4月29日の値動きは誰が見ても介入だが、その後も円は下がっている。もっと下がるような気がする -
【株価と国際情勢】イランはイスラエルを本気で攻めるかもしれない。その時、日本はどうなる? -
【ドル/円為替レート】1ドル153円突破。円はいったいどこまで下がるのか -
【円相場のゆくえ】日銀のゼロ金利政策終了発表後も円安がぜんぜん止まらない真の理由
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報