かぶとたいぞうです。
札幌も雪がだいぶとけてきました。
最近は天気がいいので、毎日バイクで買い物に行っています。ドライブかたがた少し遠い店にも行って、なるべく安いものを大量に買っています。
インフレ
内外金利差による急激な円安と、ウクライナ戦争の影響を受けた、さらなる資源高などによって日本国内の物価高が話題になっています。
私は毎日バイクで大手量販店を何件も回っています。そして物価を比較しています。だから物価には精通してきました。
物価は、まだら模様ではありますが、確かに上がってきています。
まだら模様
「まだら模様」とは、店によって、あるいは物によって値段が上がっていたり、据え置かれていたり、まちまちなのです。
例えば福岡に本社があるディスカウントストア「トライアル」で売っている安くて美味しいチリワインは、今でもセール中で1本税込み399円のままです。トライアルではスコッチウイスキーも値段は上がっていません。
上がっているもの、上がっていないもの
きっとトライアルは大量に在庫を持っており、今の在庫があるうちは値上げをしない方針なのでしょう。円安の影響を一番最初に受けるはずの輸入酒類の値段がまったく上がっていないのです。
私は今のうちにと思ってバイクに詰めるだけワインを買いました。
いっぽう私がいつも地元のドラッグストアで買っている乾麺の蕎麦は、1袋30円も値上がりしていました。
小麦粉高騰の影響か
国内製造の乾麺なのにおかしいと思いました。でも考えてみたら、乾麺の蕎麦は蕎麦粉よりも小麦粉のほうが多いのです。輸入小麦の価格上昇が影響したのでしょう。
他にも「なんでこんなものが」と思うようなものが値上がりしており、逆に「上がって当然」と思われる物の値段が上がっていません。
ちなみに輸入肉はどの店もすべて上がっています。肉は大量に在庫できないのでしょう。
原油価格高騰の影響は広範囲に及ぶ
エネルギー価格の高騰は輸送費にも影響を及ぼします。石油価格の高騰は包装資材の価格にも影響を与えます。原油価格高騰の影響は広範囲に及ぶのです。
だから今は何が上がってもおかしくないのです。
各社の体力と戦略によってまだら模様が作られる
察するに、大量に在庫を抱えていたり、体力のあるメーカーや小売は値上げを踏みとどまり、値上げせざるを得ないメーカーや店は値上げをしているのでしょう。
あるいはメーカーや店によって戦略的に値上げをしたり、逆に価格を据え置いたりしているのかもしれません。それで、店や物によって値段が上がっていたり据え置かれているのだと思います。
すべての物、すべての店が一斉に一律に値上がりしているのではありません。それで今のところは「まだら模様」に見えるのです。
インフレはまだまだ進む
ただし、日銀は円安を是正する気はないようだし、ウクライナ戦争も当面は終わりそうにありませんから、日本国内の物価はこれからも上がり続けると思います。
私は生活防衛のために、今のうちに物をもっと買っておこうと思っています。
必ず使う物で日持ちのする物、腐らない物を買いだめ
必要のないものや、たくさんあってもしかたないものは買いません。必ず使う物で日持ちのする物、腐らない物を買いだめしておくのです。
もうすでに大量に買ったものを含めて、私の食品の買いだめリストは次の通りです。
- 米、蕎麦(乾麺)、スパゲティ
- レトルト食品、缶詰、瓶詰
- ワイン、ウィスキー
- 輸入果汁
- 輸入ナッツ類
- 味噌、醤油
- 香辛料、ハーブ
上がらないかもしれないが
米は値が上がらないかもしれません。しかし精米費や輸送費が上がれば上がるかもしれません。味噌、醤油は輸入大豆を使っているものが多いから上がるような気がします。
他にも買っておいたほうがいいものがあるかもしれません。食品ではありませんが、ゴミ袋や洗剤も上がってきているようです。ティッシュペーパーやトイレットペーパーも買いっておいたほうがいいかもしれません。
今のうちに、少しずつ買い足しておこうと思っています。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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