かぶとたいぞうです。
ロシアのプーチン大統領は27日、核抑止部隊に対し、任務遂行のための高度な警戒態勢に移行するよう指示しました。
この意味は簡単に言うと「ヨーロッパの国々がロシアに対して攻撃的な態度をとっているから、その抑止のために、いつでも核爆弾を発射できるよう準備せよ」ということなのです。
トランプ前大統領「ぞっとする」
先にトランプ前大統領はロシアの蛮行を指して「ぞっとする」と言ったらしいですが、私もぞっとしました。
バイデン大統領はもはや「プーチン」と呼び捨てで、プーチン大統領でもミスタープーチンでもありません。
マクロン大統領「精神病かもしれない」
フランスのマクロン大統領は、比較的プーチンと仲が良かったようですが、「プーチンは人が変わった」「精神病かもしれない」と言い始めています。
簡単に国境を破り、他国に侵略戦争を展開し、交渉を提案しながら核兵器の使用をちらつかせるプーチン。いったい誰がこんな蛮行を予期したでしょうか。
誰も予想できなかった
最初は多くの人が、せいぜいウクライナ東部の一部親ロ派地域の独立を目指しているのだろうと予測していました。私もそう思っていました。
それが今や、欧米に向けて核弾頭を積んだミサイルを打ち込む可能性すら出てきたのです。日本も標的になっている可能性があります。
第二次世界大戦以来の危機
ちょっとフェーズが変わってきました。下手をすると第二次世界大戦以来の危機です。
ウクライナ現地時間の朝から、ウクライナとロシアの停戦協議が始まることになっています。日本とウクライナの時差は7時間ですから、日本時間の午後4時くらいでしょうか。もうすぐです。
度胸があるゼレンスキー大統領
開催場所は二転三転の末、ベラルーシになったようです。ウクライナのゼレンスキー大統領が譲歩したのでしょう。度胸があります。もう誰も「お笑い芸人」とは呼びません。
協議の席で万が一ロシアがゼレンスキー大統領を殺害するようなことになったら、ゼレンスキー大統領は英雄になり、プーチンは悪魔になります。
だから変なことにはならないでしょう。
予断は許されない
でも、予断は許されません。
今までがすべて想定外だったのですから、これからだって想定外のことが起きても不思議ではありません。
プーチンが直接出てくるのかどうか分かりませんが、もうあと数時間の後に開かれるであろう交渉に全世界が注目しています。
メディアやSNSが注目している
これだけメディアやSNSが発達した時代ですから、インチキや蛮行はすぐバレます。
いい交渉になることを期待します。
今夜の米国株相場は、ウクライナとロシアの交渉の結果次第でしょう。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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