かぶとたいぞうです。
2日前の金曜日には「数時間のうちにウクライナの首都キエフは陥落するかもしれない」と言われていました。
しかしその後ウクライナの激しい抵抗に遭って、ロシア軍は未だにキエフには到達していないようです。
SWIFTからの排除
その間、欧米はロシアに対する足並みをそろえた経済的報復を出し、とうとう国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアの主要銀行を排除する決定を下しました。
これはロシアにとって緩くない措置であり、今までの経済的報復よりも数段痛手となることでしょう。明日週明けの国際為替相場にも何らかの影響が出るのではないかと思います。
ウクライナ戦争で感じたこと
さて今日は、今までのウクライナ戦争とその報道を見て感じたことを書きます。
最初はウクライナの市民軍のことです。
ウクライナはかつてクリミア半島をロシアに奪い取られた事件の反省から、2014年に徴兵制度を復活させています。
ウクライナの予備役を徴兵
一度兵役について訓練を受けた者は退役後も「予備役」として登録され、いざという時には徴兵される仕組みです。
今回ウクライナでは18歳から60歳までの「予備役」の徴兵を始めました。その人たちがウクライナの正規軍に混ざって首都キエフでロシア軍と激しい攻防を繰り広げているのです。
ウクライナの女性と子供は国外退避
女性と子供たちはルーマニアやポーランドなどの隣国に退避させています。
報道によると、18歳から60歳までの「予備役」でありながら、女子供と一緒に国境を超えて隣国に脱出しようとする男が結構いて、国境で捕まっているらしいのです。男はみんな武器を手にして戦っているわけではない点が、現代的だと感じました。
男は戦い、女子供は逃がす
また、いまさらですが、こういう時は男は戦い、女性と子供は安全な所に逃すのだなぁ、と感じました。これは昔も今も同じです。
男女同権とは言っても、女も男と同じように武器を持って戦うとはならないのです。
なぜ女性を逃がすか
なぜか。
女は子供を生み育てるからです。子供を生み育てる人がいなくなったら民族が滅ぶからです。
今の日本は「子供を生み育てる人」が少なくなったから少子高齢化が進み、人口が減ったのだと思います。
男女平等思想、男女雇用機会均等法、男女共同参画社会
その背景には男女平等思想、男女雇用機会均等法、男女共同参画社会の考えなどが影響しているのだろうと思います。
それらは決して悪い考えではありませんが、そればっかりを追い求めると「子供を生み育てる人」が少なくなり、日本はそのうち滅ぶのではないでしょうか。
軍事大国といえども首都陥落は難しい
感じたことの2つ目は、軍事大国といえども首都陥落は簡単にはできないということです。
キエフはあっという間に陥落すると思っていました。しかしウクライナの民が本気で戦えば大国ロシアと言えども苦戦を強いられるようです。
ウクライナの民はコサックの末裔
ウクライナの民はコサックの血筋です。誇り高きファイターです。戦闘能力に優れています。本気になれば手強いのです。
ウクライナの逆襲に手こずってロシアは増兵したようです。また、欧州各国はウクライナの民が果敢に反撃する姿を見て、武器弾薬を支援し始めたようです。
自分らの国にために戦う意思のない人たちのために米兵が戦う必要はない
昨年バイデン大統領は「自分らの国のために戦う意思のない人たちのために米兵が戦う必要はない」と言ってアフガニスタンから兵を引きました。
今回、ウクライナの人たちが必死でロシアと戦う姿を見て、もしかしたら米国も動くかもしれません。
間接的物理アクション
直接の派兵はしないまでも、経済制裁以外の何か物理的なアクションを起こしてウクライナに加勢することはできます。
欧州各国同様、武器弾薬を支援する他、例えば、日本と組んで日本海あたりで大規模な「軍事演習」をすればロシアを揺さぶることができます。ロシアは精鋭部隊をウクライナに集結させたので、ウラジオストク、ハバロフスクなど極東地域は手薄らしいのです。
オーストラリアにも参加させて中国を睨む
ついでにオーストラリアにも声をかけて、もっと大きく動けば、パラリンピック前で不気味に沈黙している中国への睨みも効きます。
日本も他国と連携して、自分の国は自分で守らなければならない時代に入ったと思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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