かぶとたいぞうです。
今週の米国株式市場には買い場(株を買う好機)が訪れそうな予感がします。
先週の12月14日、15日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備理事会(FRB)は利上げ計画を含む量的緩和縮小(テーパリング)の加速計画を発表しました。
足並みを合わせるかのように(日本を除く)先進各国がテーパリングと利上げ計画を発表しました。英国はいち早く利上げに踏み切りました。
それらを受けて先週末の米国株は下がりました。
先週の流れのまま今週も米国株は下がるか
金融緩和が縮小されると株式市場に流れるお金の量が減ります。そうなると株価は下がるだろうと考える人が多いからだと思います。
しかし、私は逆のことを考えています。
問題はインフレ
たしかにテーパリングで株式市場に流れるお金は減りますが、いま世界中で一番問題になっているのはインフレです。日本を除くほとんどの国で物価上昇が止まらないのです。物価が6%も7%上がっているのです。
インフレがひどいから量的緩和を終わらせ、利上げに向かっているのです。
物価が上がれば紙幣とか債券は価値が目減りします。逆に商品やエネルギー、原材料などはどんどん上がります。
インフレが進むと優良メーカーの株は上がる
それらコモディティ(商品、エネルギー、原材料など)に投資するのも1つの手ですが、米国株式市場に上場している優良多国籍巨大メーカーなら、商品も原材料も豊富に持っています。
また、信頼のあるブランドを持つメーカーであればインフレ率に応じて商品の価格を値上げすることも可能です。
だからインフレになればなるほど、優良メーカーの株は上がると私は思っています。
米国株が下がっているのは一時的
いま米国株が下がっているのは一時的で、どこかの時点で上げに転じると思っています。全ての米国株が上がるとは思いませんが、少なくとも生活用品などを扱う優良メーカーの株は上がると思います。私は米国株が十分下がったところで買いたいのです。
今年の年末相場には波乱がありそうな予感がします。
今週はがんばって米国株式市場の値動きを追う
米国はいま冬時間ですから、株式市場が開くのは日本時間の午後11:30です。
歳をとると夜遅くまで起きているのが辛いですが、今週はがんばって米国株式市場の値動きを追ってみたいと思います。
もちろん買い場があれば果敢に買い進めます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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