かぶとたいぞうです。
最近、私の現在のポートフォリオに関するご質問を多く受けるので、2021年10月18日現在のポートフォリオを開示します。
本当はすべて金額で開示したいのですが、私の私有財産を公に晒すのは何かと面倒なことを誘発する可能性があるので、比率表示でご勘弁ください。
かぶとたいぞうの持ち株時価のポートフォリオ
構成比はすべて2021年10月18日現在の時価による構成比です。各ティッカーシンボルの意味は次のとおりです。
●PEP、ペプシコ、世界第2位の食品メーカー、フリトレーなどスナック菓子が人気。
●GIS、ゼネラルミルズ、コーンフレークなどシリアルを作る食品メーカー、ハーゲンダッツの総元締めでもある。
●JNJ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、医薬品、医療器具の他、スキンローションなど日用品も。
●ABBV、アッヴィ、医薬品メーカー。
●PFE、ファイザー、医薬品メーカー。
●GILD、ギリアド・サイエンシズ、バイオ系の医薬品メーカー。
●PG、プロクター・アンド・ギャンブル、洗濯洗剤、紙おむつなど日用品メーカー。
●CL、コルゲート・パーモリーブ、「歯を白くする」でおなじみの歯磨きメーカー。
●PM、フィリップモリスインターナショナル、たばこメーカー。
●LMT、ロッキード・マーティン、世界一の軍需メーカー。
かぶとたいぞう持ち株時価構成比表
食品メーカーはペプシコとゼネラル・ミルズの2社
ペプシコとゼネラル・ミルズの食品メーカーだけで全体の3分の1を占めますが、将来は4割まで増やしてもいいかなと考えております。
ゼネラル・ミルズの構成比が高いのは、最近ゼネラル・ミルズの株価が上がってきたためです。今後はペプシコのほうを増やしたいと思います。
食品メーカーは需要が一定していますし、今後も長期に渡って安定した産業だと思いますので、私のポートフォリオでは医薬品と並んでメイン分野です。
医薬品メーカー4社
医薬品メーカーも人類に貢献する、世の中になくてはならない分野です。食品メーカーと並んで私の主要分野なのですが、医薬品は特許切れのリスクもありますから4社に分散投資をしております。
ジョンソン・エンド・ジョンソン、アッヴィ、ファイザー
最初は、ジョンソン・エンド・ジョンソンとアッヴィだけだったので、この2つの比率が高いのですが、今後はファイザーも徐々に増やしていきます。
ギリアド・サイエンシズ
ギリアド・サイエンシズは50ドル台に値が下がった時に「いくらなんでも50ドル台は安過ぎる」と思って買ってみたのです。しかし最近は高いので買っておりません。また50ドル台に下がったら買うと思います。
医薬品メーカー4社で現在は36.2%を占めております。今後もこれぐらいの比率を維持したいと思っております。
日用品2社
P&Gとコルゲートの2社は最近手を出した分野なので、まだ比率は低いです。
P&Gもコルゲートも長期安定している会社だし、世界市場でのシェアも高いし、連続増配銘柄です。だからかなり前から注目しておりました。
P&Gとコルゲートは人気がありすぎて株価が高いから配当率は低い
しかし人気銘柄ゆえにいずれも株価が高く、必然的に配当率が2%台と低いのです。
私のポートフォリオに加えると私の総投資額に対する配当率が一時的に下がり、目標の3%に達しなくなります。
それでしばらくは手を出せませんでした。
しかし、他の持ち株が増配して全体の配当率が上がってきたので、最近ポートフォリオに加えたのです。
増配株は最初配当率が低くても、そのうち実質配当率が高くなる
それとペプシコやジョンソン・エンド・ジョンソンを長期保有して分かったのですが、増配株というのは最初配当率が低くても、そのうちに増配して実質配当率が高くなるのです。
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P&Gとコルゲートは少しずつ買い足していく
だから、増配株であるP&Gとコルゲートは今後も少しずつ買い足していきたいと考えています。
ただし、はやり食品と医薬品がメインなので、日用品は10%以下にとどめます。
その他2社
フィリップモリスもロッキード・マーティンも異質の分野です。でも両者とも面白い会社です。2つとも初期の頃から保有している銘柄なので愛着もありますから今後もずっと持ち続けると思います。
フィリップ・モリスは面白い会社
フィリップ・モリスは世界一のたばこメーカーでありながら「たばこのない世界を目指す」と言っています。
それが単に紙タバコを無くしてアイコスなどの加熱式タバコに置き換えるという意味なのか、それとも加熱式タバコもなくして、全く別な嗜好品にシフトすると言う意味なのか。長年株主をやっている私でさえ分からないのです。だから面白いと思っております。何かをやろうとしているのです。
ロッキード・マーティン、戦争に対するアンチテーゼ
ロッキード・マーティンは私の戦争に対するアンチテーゼです。
ロッキードの株が上がると「どこかで何かがあったのか」とドキドキします。逆にロッキードの株が長期低迷していると平和な気分になるのです。
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フィリップモリスもロッキード・マーティンも増配株
フィリップモリスもロッキード・マーティンも積極的に増やそうとは思っておりませんから、他の株が増えていくと自然と構成比は下がっていくと思います。
でも手放すことはないでしょう。両者とも増配株です。
私の現在のポートフォリオの円グラフ
我ながらまぁまぁ良い形だと思っております。でも前述のようにもう少し食品と日用品が増えて、そのぶんその他2社の構成比が下がればもっといい形になると思います。
老後資金の長期投資を考えている人、すでに投資していてポートフォリオの見直しをしている人などの参考になれば幸いです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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