かぶとたいぞうです。
当たり前のことですが、株価というものは売る人がいて、買う人がいるから成立するのです。
現在米国株は少し下がってきていますが、こんな時にも売る人もいれば買う人もいます。
株価暴落時にも買う人がいる
よく株価暴落時に「売る人ばっかりで買う人なんかいない」と言う人がいますが、そんなことはありません。
売る人と同じだけ買う人もいるのです。そうでなければ値が付きませんから株価が下がるという現象すら起こりません。
株価暴落時にたくさん買う人がいる
株価が大きく値下がりするときは、たいてい出来高も大きくなります。
つまり、売る人もたくさんいるけど、買う人もたくさんいるということです。あるいは、たくさん買う人がいるのかもしれません。
私も昨年3月のコロナショック時にはまとめて一気に買いました。
株価が下がった時に売る人
株価が下がったときに売る人は、たいていは株の短期的な値上がりを期待して買った人だと思います。
上がると思って買った株が逆に下がったので失望して売るパターンとか、損が大きくならないうちに手仕舞いして次のチャンスにかけようという行動パターンだと思います。
同じ値上がり期待でも、長期的に考えているなら売らずに様子を見るはずです。
株価が下がった時に買う人
いっぽう、株価が下がったときに買う人は、たいていは配当を期待して買う人か、あるいは遠い将来の値上がりを期待して長期で保有しようと思っている人だと思います。
いずれも長期投資家です。
株価下落時の長短投資家の違い
つまり、株価が下がっていく過程で、短期投資家は売り、長期投資家は買うのです。
逆に株価が上がっていくと、長期投資家が利益確保のために一部売り出した株を、短期投資家がこぞって買うのです。
ウォーレン・バフェットの師匠ベンジャミン・グレアムが
ウォーレン・バフェット氏の師匠であるベンジャミン・グレアム氏が面白いことを言っています。
- 「愚かで哀れな投機家」は、株価が上がったら買い、下がったら狼狽して売る。
- 賢い投資家は、株価が高値の時に「愚かで哀れな投機家」に売り、株価が下落したときに彼らから買い戻す。
私は株価が下がったら当然買う
私は株価が上がっても売りませんが、株価が下がったときには買います。それは短期投資家が狼狽して売った株かもしれません。
これから米国株はまだまだ下がるかもしれませんが、下がったら買うだけです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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