かぶとたいぞうです。
昨日も今日もネットニュースには「暴落」とか「バブル崩壊」という文字が並んでいます。
しかしこの程度の株価の値下がりは、「暴落」のうちには入りません。「調整」か、あるいはせいぜい「急落」といった表現が適当です。
これがこの1ヶ月のNYダウの値動きを示したグラフです。
この1ヶ月間のNYダウ値動きグラフ
これが「暴落」でしょうか。
私には、ここ2週間くらい異常に値上がりしていたのがもとに戻っただけにしか見えません。
私は本当の暴落を待ち望んでいる
私はいま株が買いたいのです。だから実は本当の「暴落」を期待しているのです。
昨夜もその前の日の夜も「暴落」を待ち望んで朝まで起きていたのに、期待していたほど下がりませんでした。肩透かしを食らった感じです。
ペプシコとP&Gを押し目買い
それでも少し下がったので今のうちにと思って、「押し目買い」をしました。買ったのはペプシコとP&G(プロクターアンドギャンブル)、合計で150万円分くらいです。
来週はもっと下がって欲しいと願っています。下がればもちろんもっと買います。
読者からのメール
今朝、このブログに読者のかたからメールが届きました。
内容は米国株の今後のゆくえと、ある特定銘柄の値動きに関してでした。
私には分からないと返事を書いておきました。
なぜ「暴落」という言葉を使うのか
そのかたのメールも「いま米国株が暴落していますが」という書き出しでした。
読者もネットニュースも、この程度の値下がりを「暴落」と呼ぶのは、きっと「暴落」を恐れているからではないかと想像します。
暴落はいつか来るだろうが
もし今後、20%も30%も、あるいはそれ以上に米国株が下がれば暴落になるのかもしれません。
相場にはいつかは暴落が訪れるので、それはそれで自然なことです。過去にも暴落は何回もありました。何も慌てる必要はありません。
暴落が来たら買い向かうだけ
暴落は千載一遇の買いのチャンスですから果敢に買います。ただそれだけです。
だけど、多くの人はただ慌てるだけで何もできません。暴落に買い向かえる人はわずかなのです。
前回のコロナショックの時もそうでした。
多くの人は暴落に狼狽する
そして多くの人は「あの時に買っておけば良かった」と悔しがるのです。そのくせ、株価が上がれば追従して買い、下がれば慌てて狼狽売りをして損をするのです。
そんなことをいくらやっても儲かるわけはありません。
株の基本は安いときに買って長く持つ
株の基本は、安い時に買う。買ったらずっと持っている。なかなか下がらない時は「円コスト平均法」で定期的に少しずつ買い足す。これ以外にありません。
株をやるには喜怒哀楽は不要です。心がコンピュータか機械になったつもりで、基本に従って冷静に買い進むしかありません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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