かぶとたいぞうです。
年収100万円にも満たない人が、1年間に20万円も貯金できたという話を聞いたら立派だと思うでしょう。
私の場合は、年収が100万円にも満たないのに、金融資産は今年だけで200万円も増えています。
なぜ年収より金融資産の増加が大きいのか
なぜ収入より金融資産の増加のほうが大きいのか。からくりは米国株が上がったからです。
米国株超長期投資家の私にとって、株式の時価総額や評価損益などまったく眼中にはありません。大事なのは配当だけです。だから時価総額が増えても少しも喜んではいません。
しかし、老後の資産がいくら必要だとか、いくら足りないとかの話になるといつも引き合いに出されるのは「金融資産」です。
金融資産とは何か
「金融資産」とは総資産から不動産などを引いた資産で、具体的には
- 現金
- 預貯金
- ゴールド
- 株式
- 債券
- その他貨幣相当物
などの時価総額を言います。「金、またはすぐに金になるもの」と言い換えてもいいでしょう。
保有する米国株の株価が上がったぶん金融資産の時価総額が上がった
私の場合は、年収は100万円にも及びません。だから貯金などできません。むしろ貯金は取り崩しているので減っています。
しかし保有する米国株の株価が上がったので、時価総額にすると200万円以上の増加となったのです。特に今年の3月にコロナでうんと下がった株を果敢に買ったのが効いています。
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株を売らなければ実現しない金なので、私には関係ないことだが
株を売る気は毛頭ありませんが、もし今すべての株を売れば、確かに年初に比べて200万円以上増えた現金が手に入ります。
勤労者には申し訳ありませんが、私は今年労せずに200万円以上のお金を得たということになるのです。
年収1000万円の人でも1年に200万円を貯金することは困難
年収1000万円の人でも、状況によっては1年に200万円を貯金することは困難だと思います。
ということは、私は何もしていないないのに年収1000万円の人以上のパフォーマンスを発揮したことになります。資産形成という点だけ見るとですが。
株は税制上も有料
しかも1000万円の収入には相当な所得税がかかります。それに比べて株は持っているだけではまったく税金はかかりません。
しかも私の今年の年収は100万円未満なので所得税はかかりません。配当の源泉徴収も確定申告で戻ってきます。
株を保有して配当でほそぼそと生きることは税制上も有利なのです。
労せずにお金を得たいなら
労せずにお金を得たいという人は決まって宝くじを買いますが、宝くじが当たる確率はめまいがするほど低いのです。
もし本当に労せずにお金を得たいなら、せっせせっせと株を買い足していくに限ります。最初は遅々として進みませんがそのうちにどんどん雪だるま式に金融資産が増えます。
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どうして宝くじなのか
しかし、労せずにお金を得たい人ほど地味な株式長期投資を避けて、当たりもしない宝くじを買うのです。
年末ジャンボで「夢を買う」と言って宝くじ売り場に並んでいる人たちを見ると、なんと言えばいいのか、言葉を選んでしまいますが、・・・
宝くじを買う人は
やめておきましょう。人それぞれですから。
でも賢明な読者の皆さんなら、私の言いたいことはお分かりになると思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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