タイのサムットサーコーン県で新型コロナ感染者が500人超

かぶとたいぞうです。

タイのバンコクのすぐ西にあるサムットサーコーン県で新型コロナの陽性者が爆発的に増えたようです。

報道によると、ミャンマーからの密入国者から感染した一人の年配の女性が、市場で働いていて、多くの人に感染させたようです。



サムットサーコーン県の大きな市場でコロナの感染が拡大

サムットサーコーン県には大きな市場があります。バンコクからも近いので観光客にも人気です。きっとその市場で働いていたのでしょう。

感染者が増えていったので、事態を重く見たタイ政府は濃厚接触者全員を強制的に検査しました。その結果500人以上の陽性者が出たということらしいです。陽性者はまだ増えるかもしれません。

市場関係者の強制検査で陽性者500人超

タイのような新型コロナに厳重な規制をかけている国でも、ちょっとしたことで大量の感染者が出るのですね。

買い物客の住所などのデータをすべて捕捉しているとは思えません。バンコクにも飛び火したら、さらに感染者が拡大するでしょう。

さっそくサムットサーコーン県では都市封鎖とか飲食店の営業禁止命令、夜間外出禁止令が出されたようです。



陽性者の90%以上は無症状

陽性者の数もさることながら、私がサムットサーコーン県のニュースで一番注目したのは、陽性者の90%以上は無症状だったという点です。

強制検査はタイだからこそできたのでしょう。もし日本でも同じように強制的に検査を行えば、今よりもっともっと陽性者が出るのではないかと思いました。

日本にも無症状のコロナ感染者はいっぱいいるのではないか

無症状の感染者が自ら病院におもむき検査を受けることはありません。ましてや日本だと症状があっても、電話で窓口に相談すると、未だに「大丈夫です」と言われて検査を受けさせない例が多いようです。

日本で感染者が少ないのはただ単に検査数が少ないからであって、最近感染者が増えたのもただ単に検査数が増えたからかもしれません。



信用できるデータは重症者数と死者数のみ

そうなると重症者数と死者数しか参考にはなりません。

日本の新型コロナによる死者数は欧米と比べればケタ違いに少ないです。しかし、日本でも最近は死者数が徐々に増えてきました。今後さらに増えていくなら要注意ですね。

気をつけるしかない

日本人のほとんどは、もうすでに新型コロナに感染しているという人もいるし、日本人はマスクや手洗いを徹底しているので他国に比べて感染がまだ拡大せずに済んでいるという人もいます。

どちらかさっぱり分かりませんが、これから年末年始は気が緩みがちなので気をつけましょう。



人にうつさないためにも

自分が感染しないためにも、人に感染させないためにも密を避け、静かな年末年始を迎えましょう。

タイでコロナ:kabutotai.net

ごきげんよう。


【関連性の高い記事】



この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。

【あわせて読みたい】


同じカテゴリーの最新記事5件


「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。


記事のカテゴリー/タグ情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*