かぶとたいぞうです。
今週の米国株は上がったり下ったりで方向性がつかめない値動きでした。
下は今週のダウ平均のグラフです。
下がり傾向にはあるが、上がったり下がったりの米国株
この1ヶ月のスパンで見ると米国株は下がり傾向にあります。
しかし、一本調子で下がっているのではありません。下がると思えば逆転して上がり出すのです。これからまた上がり出してもおかしくない雰囲気です。
今後の米国株に関する無責任な予想や下馬評
世間ではいろいろな人が無責任にいろいろなことを言います。
「米国株は終わりの始まりが訪れた」
「コロナバブルが崩壊して米国株は暴落する」
「資本主義自体が崩壊して株は総崩れする」
などなどです。
いつの時代も悲観論は脚光を浴びる
いつの時代も悲観論は脚光を浴びます。人間は本能的に心配性だからです。
「この世の終わり」みたいな話はいつの時代も必ず出てくるし、みんな心配して耳を傾けるのです。
しかし「この世の終わり」も「資本主義の崩壊」も今まで一度も現実になったことはありませんでした。
ノストラダムスの大予言もアルマゲドンも来なかったじゃないですか。過ぎ去ったらみんな忘れるのです。
株式市場は資本主義の最後の砦
株式市場は資本主義の最後の砦です。そう簡単には崩壊も総崩れもしません。
コロナ対策の財政出動が止まって過剰流動性が消滅しても、新たな株高要因は必ず現れるものです。
大恐慌のときと今とでは株式市場の仕組みも金融システムも金融政策も違います。
そう簡単には崩れません。
経済も株価も予想できない
経済や株価は一筋縄ではいきません。評論家が予想できるほど簡単なものではないのです。
米国大統領にどちらの候補者がなっても、それぞれのシナリオどおりにはならないと思います。前回の大統領選のときも「トランプ氏が勝てば米国株も米ドルも下がる」と言われていたのに、結果は逆でした。米国株も米ドルも上がったのです。
「風が吹けば桶屋が儲かる」式の理論は、条件が1つでも変わると結果は逆になることが多いのです。
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かぶとたいぞうの見通しと方針
で、一般論はそれくらいにして「かぶとたいぞうはどう見ているのか」と問われたら、「まったく分かりません」としか答えられません。
ただ、方針は決まっています。「下がったら買う。上がったら売る」です。
今は売りたい株があるから上がるのも良し
私は基本的にバイ&ホールドの超長期投資家ですから、基本的に売るという選択肢はないのです。しかし今回のコロナ禍で無配となったラスベガス・サンズとボーイングは売ることに決めました。
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うち、ラスベガス・サンズは既に60%売却済みですが残りの40%とボーイングはこれからです。
上がるも良し、下がるも良し
だから米国株が上がれば上がったでそれらの株が売れるので歓迎します。
米国株が下がれば下がったで、ペプシコ、ゼネラル・ミルズ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アッヴィなど私の主力保有株を買い足したいので歓迎です。
つまり上がっても下がっても歓迎なのです。
でも、今は方向性のつかめない相場だから何もできないのです。
どっちかにして欲しい、願わくば下がってほしい
上がるならもっと上がる、下がるならもっと下がる。どっちかはっきりして欲しいというのが私の正直な気持ちです。
でもどちらかというと、まだまだ株を買い足したいので思いっきり下がってくれたほうが嬉しいですけど。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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