テニスプレーヤーの大坂なおみという人

かぶとたいぞうです。

大坂なおみという人が気になって少し調べてみました。

皆さんおなじみだと思いますが、テニスプレイヤーの大坂なおみさんです。



大坂なおみ、身長182cm

身長が182cmもあるんですね。体重は75kg。大女です。きっと筋肉がすごいのだと思います。筋肉は重いですから。

で、大坂なおみさんの何に興味を持ったかというと、黒人差別抗議活動をしながらもテニスで優勝したことです。

大坂なおみ、黒人差別抗議活動

そういうことをする人はたいてい試合に負けて恥をかきます。

「ほれ見たことか」

「余計なことをするから負けたのだ」

「テニス以外に気が行って集中できてないからだ」

と集中非難を浴びて恥をかくのです。

でも大坂なおみさんは強かった。



ウェスタン&サザンオープン戦で準決勝を棄権した時のことば

ウェスタン&サザンオープン戦では大会期間中に起きた黒人襲撃事件に抗議する意を込めて準決勝を棄権すると発表。

その時の記者会見での大坂なおみさんの言葉は次のとおりです。

「私は、アスリートである前に黒人女性です。今は私のテニスを見てもらうよりも、一人の黒人女性としてすぐに対処しなければならない、より重要な問題があるように感じます。私がプレーしないことで、何か劇的なことが起こるとは思いません。でも、もし白人が多数を占めるスポーツの中で会話が始まれば、正しい方向に進む一歩になるのではないでしょうか。警察の手による黒人惨殺が続くのを見ていると、率直に言って吐き気がします。数日おきに新しいハッシュタグが出現することに疲れ切っているし、何度もこういう同じ会話が繰り返されることに心からうんざりしています。このようなことをいつまで続ければいいのか。いつ終わるのか、もうたくさんです」

これを受けて大会側は準決勝を延期、大坂なおみさんのメッセージに答えました。

全米オープン戦では犠牲者の名前を書いたマスクをして出場

続く全米オープン戦では毎回毎回、犠牲になった黒人の名前を書いたマスクをして試合に出場し、毎回勝ち続けたのです。

きっとそういう行動がバネになって闘志を掻き立てたのでしょう。



日本では冷ややかな評価も

そのような大坂なおみさんの行動を、日本国内では冷ややかに見る向きもありました。「テニスプレーヤーならテニスで勝負すべき」と言っていた人たちもいました。

でも私は大坂なおみさんの勇気ある行動に驚嘆し、「勝ってほしい」と思っていました。

そして大坂なおみさんはとうとう全米オープンで優勝したのです。

naomi ohsaka 大坂なおみ:kabutotai.net

強いです。カッコいいです。

北海道に縁のある大坂なおみ

大坂なおみさんのお母さんは北海道の根室の出身です。ハイチ出身のアメリカ人である大坂なおみさんのお父さんと札幌で知り合って結婚し、大阪に移ったようです。

私は生まれも育ちも札幌なので縁を感じます。



3つのアイデンティティを持つ大坂なおみ

大坂なおみさんは国籍は日本ですが、ハイチ人とアメリカ人と日本人の3つのアイデンティティを持っているようです。

23歳にしてしっかりとした自分を持ち、行動ができてしかも強い。立派です。私よりよっぽど大人です。

これからが楽しみです。

ごきげんよう。


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