かぶとたいぞうです。
今日は何の話を書こうかと思っていたところに、読者の方からメールを頂きました。
そのメールには「時間があれば米国株と日本株の違いに付いて書いて欲しい」とありました。
ちょうどタイミングが良いので、今日はその話題を取り上げたいと思います。
やるなら米国株がおすすめ
結論は決まっています。米国株がおすすめです。
私自身、衝動買いで買った日本タバコ以外、日本株には手を出していません。他はすべて米国株です。
あらためて米国株をおすすめする理由を列挙すると次の通りです。
米国株をお勧めする理由
- 米国の株式市場(NY、NASDAQ)に上場している企業の中に、超優良な多国籍企業が多数存在するから
- 米国が世界経済を牽引しており、成長が著しく不況に強いから
- 米国は「株主尊重」の精神が徹底しているので配当を重視し、実際に高配当の銘柄が多いから
- 米国株は1株単位で買えるので手を出しやすいから(加えて、最近楽天証券とマネックス証券が最低手数料を下げたので、本当に1株から簡単に買える。SBI証券も追従する事を期待)
- 米国の市場は規模が大きく参加者も多いので、公正な取引が期待できるから(市場が小さいと恣意的に株価を操作できてしまう)
逆に米国株のデメリットは、配当に米国での税金が加算され、日本株より約8%多く引かれることです。
しかし米国株のほうが日本株よりも配当が多いので、多少多く引かれても米国株にメリットがあるケースのほうが多いです。
列挙すると上記のようになりますが、ストレートに言えば「買いたい株が米国の市場でしか買えないから」となります。
フィリップモリスの株やジョンソン・エンド・ジョンソンの株が東京証券取引所で買えるなら、日本で買います。
ちなみに私は今、どうにかしてネスレの株を買いたいと思っていますが、ネスレは米国の市場には上場していませんので買えません。
厳密に言えば、私は米国の株式市場で買える銘柄を(米国株の売買を仲介している日本のSBI証券で)買っているのです。
私が言う「米国株」の定義
ですから、私の言う「米国株」とは必ずしも米国に本社がある企業の株という意味ではなく、米国の株式市場で買える株を意味します。
ネスレが米国の市場にも上場して、SBI証券で扱ってくれたら、当然買うことを検討します。
私が現在多数保有しているフィリップモリス(PM)の株も、フィリップモリスの営業拠点がすべて米国以外であることを考えると、厳密には「米国株」は言えないかもしれません。
しかし、米国の株式市場に上場しているので私は「米国株」と呼んでいます。
いかがでしたか。はなはだ主観と私論ずくしでしたが、参考になれば幸いです。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
この記事があなたのお役に立った場合、下の「いいね!」をクリックして頂けると、たいへんはげみになります。
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-
【株価と国際情勢】イランはイスラエルを本気で攻めるかもしれない。その時、日本はどうなる? -
【ドル/円為替レート】1ドル153円突破。円はいったいどこまで下がるのか -
【円相場のゆくえ】日銀のゼロ金利政策終了発表後も円安がぜんぜん止まらない真の理由 -
【米国株】かぶとたいぞう2024年3月1日時点の持ち株ポートフォリオと今後の方針 -
【CGC、キャノピー・グロース】株の売買で儲けようとして大失敗した恥ずかしい体験
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報