かぶとたいぞうです。
米国対イラン
米国がイランの軍事指導者を爆殺し、2国間は緊張状態にあります。ちまたでは米国対イランの核戦争が始まるとか、第三次世界大戦が勃発するなどと喧伝する人がいますが私はそうは思いません。
対イラン核戦争も第三次世界大戦も起こらない
戦争が始まったら落ち着くまでに時間がかかります。大統領選挙を今年の11月にひかえたトランプ米大統領が、いま戦争を始めるわけがありません。イラクの時のように泥沼化したら勝てる選挙も勝てなくなるからです。
ソレイマニ司令官爆殺はミニ得点稼ぎ
ではなぜ今になってトランプ米大統領はイランのソレイマニ司令官を爆殺させたのか。おそらく選挙戦に向けたミニ得点稼ぎだったと思います。イランもそれを承知の上で形だけ報復していますが米国人の死者は出していません。
ハッキリ言って、イラン相手に大戦争が今年始まる確率は低いです。トランプ大統領がスキャンダルか何かで失脚しそうにでもならない限り。
米国対中国
以前も書きましたが、中国は一筋縄ではいかない、したたかな国です。第一段階の米中合意が1月15日にも文書化され署名されるとトランプ大統領が言っていますが、もっとも重要な要素を含む第二段階合意は長引くでしょう。
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しかしトランプ大統領には11月の選挙があるので成果を強調したいところです。一方、中国は経済が落ち込み国民の批判をかわしたいところです。
骨抜きの米中貿易協議合意が結ばれる
中国への何らかの譲歩を条件に骨抜きの合意案をまとめ、年内にお互い勝利宣言するのではないでしょうか。そして本格的な戦いはトランプ2選後の来年に持ち越されると思います。
だから、今年は米中問題が火をふく可能性も少ないと見ています。
北朝鮮の脅威
ずっと前にも書いたことがありますが、北朝鮮の脅威は茶番だと思っています。平和が続くと必ず北朝鮮が出てきて脅威となります。そして日本や韓国は米国の軍事メーカーから大量の武器弾薬を買わされるのです。ずっとこの繰り返しです。トランプ大統領と金正恩委員長は裏で組んでいると思います。
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北朝鮮が核を使うこともイランと手を組んで戦争することもない
だから北朝鮮の脅威が現実になることはないと思います。北朝鮮とイランが組んで米国に挑戦することもないと思います。
金正恩委員長は賢い人なので、戦争をやるくらいならトランプ大統領と組んで軍事メーカーの株価を操作して大儲けすると思います。2人は世界で唯一それができるコンビなのです。
2020年の株価
消去法でいくと少なくとも米国大統領選挙が終わるまでは株価が大きく下がる可能性は低いと思います。
むしろ勢いに乗って大きく上がる可能性のほうが高いと思います。現に今年に入り米国株はどんどん上がっています。昨夜は少し下げましたが下がったうちには入りません。
その後のことは分からない
その後のことは分かりません。世の中いつ何が起こるか分からないからです。
経済はとても複雑で株価の動きはもっと複雑です。株価の予想が当たるなら誰だって一晩で億万長者になれます。しかしそうなった人はいません。
株価の短期的な上がり下がりに掛けるぐらいなら米国株を長期で保有して、配当を頂くほうがよほど賢明です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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