タイでスマホが壊れた!【備忘録】海外でのスマホ買い換えと再設定

かぶとたいぞうです。

昨日ブログを書いていてスマホの異変に気付きました。



突然充電できなくなった私のスマホ

充電しながらスマホを操作していたのですが、どういうわけかバッテリー残量が50%を下回っていたのです。

バッテリーケーブルの接触の問題だと思い、何回も差し替えたり他のケーブルに換えたりしましたが一向に充電されません。

そうこうしているうちにバッテリー残量が40%くらいになってしまいました。どうも電源がイカレたようです。

スマホを失えばすべてを失う

私は慌てました。以前はタイにノートパソコンも持ってきていたのですが、今はスマホしか持ってきていません。毎日スマホでブログを書いて、スマホで株式運用をし、スマホで銀行間の送金をし、スマホですべてのコミュニケーションをとっています。

スマホが使えなくなったら何もできなくなります。



冷静にやるべきことに集中する

混乱する頭をどうにか制御してするべきことを考えました。

まず、スマホのバッテリーを少しでも持たせるために画面の明るさを最低にしました。

最重要のデータはクラウドへ退避する

次に私のスマホの中に入っている重要メモ(いろいろなサイトのログインID やパスワードなど)をGoogleドライブにアップしました。いつもは暗号化してスマホにだけ入れておき、決してクラウドには上げていないファイルです。

スマホの本体メモリに入っているその他の大事な書類もGoogleドライブにアップしました。



SDメモリカードに入っているデータは生きる

それ以外の大事なファイルは128GのSDメモリのほうに入っているのでスマホ本体が壊れてもSD メモリを取り出して他のスマホで使えます。

命綱はGoogleのメールアドレスとパスワード

その後、Googleのメールアドレスとパスワードだけ覚えました。いざという時、他のスマホでGoogleにログインすれば、GoogleChromeを通じて主要なサイトにログイン可能です。私はGoogleに各サイトのログインIDとパスワードを教えてあるのです。

スマホの電源を消し、しばらくたってから再起動してやはり充電されないことを確かめてから壊れたスマホを持って近くの電気量販店「ツッコム」に行きました。

私の行動は、文章にすると冷静沈着のように思われるかもしれませんが、実は半泣き状態でした。



自分の SDが使えるかどうかチェックする

とりあえず使えれば何でもいいと思ったので、タイ製の2,900バーツのスマホを買おうと思いました。ところが、私が今まで使っていた128GのSDメモリが認識できるか試してみましたらダメでした。そのスマホの箱には256G まで対応と書いてあるのにです。買う前に試してよかったです。

店員は私のSDメモリが壊れていると言いますが、壊れているはずがありません。

ギャラクシーは128GのSDメモリを認識した

あまり気は進みませんでしたが隣に陳列されていたギャラクシーに128GのSDメモリを差してみたらちゃんと認識されました。このSDメモリには大事なファイルがたくさん入っているのでこれが使えることが最低条件です。

ついでに私の壊れたスマホからTrueMoveのsimも取り出してギャラクシーに差したらすぐに認識してインターネットも使えました。



ギャラクシーA20を4,200バーツ(約15,000円)で

ギャラクシーの機種名を聞くと A20だと言います。スペック的にはそれほどではありませんが3年前に買った私のZENFONEよりは優れています。

中古で4,200バーツだと言うのですぐに買いました。後で調べたら今年出たモデルで日本でも2万円くらいで新品が買える機種のようです。こちらが慌てていたので少し吹っ掛けられたかもしれません。

海外で買ったスマホはそのままでは日本語入力ができない

さて、新しいスマホを買ってアパートに戻り、いざ操作しようと思うと日本語が入力できません。日本で買うスマホは最初から日本語が使えますが、海外で買ったスマホには日本語は入っていないようです。

アパートのWIFI にまず接続して、すぐに日本語セットをダウンロードしました。次に日本語入力キーボードを設定しようと思いましたが、「あいうえお」入力しかできません。どうやっても私がいつも使っている「QWERT」(ローマ字打ち)キーボードが出ないのです。

慣れない「あいうえお」入力でネット検索してようやくギャラクシーのキーボード設定を見つけました。

日本語が入力できるようになるまで2時間ぐらいかかりました。日本でスマホを買えば要らない作業です。



ラインを新しいスマホに引き継ぐのは大変

日本語が入力できるようになったのでさっそく友人にラインのメッセージを送ろうと思いました。自分のスマホに異変を感じた時、一人の友人にだけ「スマホが壊れて、しばらく連絡がとれなくなるかも知れない」とラインで送っておいたのです。

友人は心配しているかもしれません。

GooglePlayからラインをダウンロードして電話番号を入力してメールアドレスとパスワードを入れると、「 前のスマホから引き継ぐのなら前のスマホでラインを立ち上げて、設定の引き継ぎスイッチをONにするように」との指示です。「さもなくば、最初に登録した電話番号にSMで暗号を送る」とあります。

前のスマホはこわれたし、ラインに登録した当時に使っていた電話は今は使っていません。

スマホが壊れたときラインを引き継ぐのは難しい

壊れたスマホを恐る恐る起動し、バッテリー残量がほとんど無いという警告メッセージを消して、急いでラインを立ち上げて電源が落ちる前にどうにかラインの設定の引き継ぎボタンを ONにしました。

その後新しいスマホで再度同じようにログインしてようやくラインが使えるようになりました。

今回はギリギリセーフで前のスマホを起動できましたが、水没などでいきなり故障した場合、電話番号を変えていたらアウトでしたね。



スマホの故障時、ラインは危ういインフラ

日本にいればまた会ったときに再度友人登録すればいいですが海外だとそうはいきません。ラインはスマホが故障した時に危ういインフラです。FBメッセンジャーだと簡単に修復できます。

やっとラインまで使えるようになった時にはもう夜でした。その後一つ一つ設定し、だいたい一通り修復できたときは午前3時になっていました。

海外で突然スマホの故障、得た教訓は

今回のトラブルで得た教訓は次の3点。

  • 大事なデータはスマホ本体のメモリに保存せず、GoogleドライブなどのクラウドかSDメモリに保存する
  • GoogleにログインIDとパスワードを教えておく
  • 水没だけは避ける

昨日はどうにか新しいスマホでブログ記事を仕上げてアップしました。今日も慣れないスマホで記事を書いているので時間がかかっています。

スマホは現代の利器ですが、失うと代償も大きいです。皆さんも万が一のことを常に考えておくことをおすすめします。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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