かぶとたいぞうです。
私が米国株をやっていると言うと、時々「ビットコインなど仮想通貨はどうなんですか?」と質問されることがあります。
どうなんですか?と言われても答えようがないので「私は手を出しません」と答えます。
なぜ私がビットコインなどの仮想通貨に手を出さないか
仮想通貨が今後上がるか下がるか、それは私には分かりません。しかし、仮に上がる可能性が高いとしても私は仮想通貨には手を出しません。
私は以前、金(ゴールド)に投資していました。1gにつき950円位の時から買っていました。今では1gにつき5千円。5倍以上になったわけです。
それでも私はゴールドに投資するくらいなら早くから米国株に投資しておけば良かったと今では後悔しています。
持っていたゴールドは全て売却しました。ゴールドを売却した理由は、ゴールドには配当も利息も付かないからです。
私が仮想通貨に手を出さないのも同じ理由です。
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仮想通貨は投資ではなく投機
言うまでも無く仮想通貨に手を出すのは投資ではなく投機です。もっと分かりやすく言えば博打(ばくち)、ギャンブルです。
大きく上がるかもしれないし、大きく下がるかも知れません。もちろん仮想通貨を買う人は、大きく上がるかもしれないと思って買うのです。
私は老後の生活費を投じているのですから、ギャンブルに手を出すつもりは毛頭ありません。現役世代で充分な収入があり、多少のギャンブルができる余裕のある人は手を出してもいいかもしれませんが、私にはもうそんな余裕はありません。
そもそも仮想通貨は「通貨」としての価値があるのだろうか
仮想通貨には「通貨」としての価値があるのか。私は通貨としても今の仮想通貨には価値を見出すことができません。
私はドル札もユーロ札も大事に持っています。多少のドル貯金もあるし、タイのカシコンバンクには常に一定の残高のタイ・バーツがあります。それらはみんな「通貨」として価値があります。
ビットコインなどの仮想通貨はどうか。「通貨」として使えるのか。
私はいろいろな国に行くたびに両替をしています。もし、どこでも使える国際的な通貨があればいいと常日頃から思っています。クレジットカードでもいいのですが、今でもクレジットカードが使えない国や地域があります。日本が一番使えませんが。
仮想通貨は「通貨」としては使えない
だから本来的な意味での「仮想通貨」、つまりどこの国でも使える通貨、政府発行の通貨ではなく、世界共通の通貨は大歓迎なのです。
ビットコインでも何でも、世界のどの国でも地域でも安定して使える通貨ならは、通貨としてぜひ持っておきたいと思います。
しかし、今の仮想通貨は「通貨」として機能するのでしょうか。
しょっちゅう暴騰したり暴落したのでは交換価値が激しく変化するので、通貨としては安心して使えません。1万円の価値があったはずなのに、いきなり千円としてしか使えないなら旅の計画が狂います。
なぜ仮想通貨の価値が安定しないのか。それは多くの人が仮想通貨を投機の対象として売り買いするからです。
だれも仮想通貨を「通貨」として見ていません。ギャンブルの対象として見ているのです。儲けようと思って買ったり売ったりしているのです。仮想通貨はすでに「通貨」とは言えません。
私が仮想通貨に手を出さない理由
長期投資としての対象でもなく、通貨でもないものを買う余裕は私にはありません。大きく儲けようと思っている人だけが手を出せばいいのです。
私はただ安定した配当を得ながら老後生活を送りたいだけです。それには米国の安定優良株が最適です。
これが私がビットコインなど仮想通貨に手を出さない理由です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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