かぶとたいぞうです。
昨日は散歩コースを少し変えて、ビーチロードからセントラル・パタヤ・ロードを経てソイ・ブッカオに入り、ソイ・ブッカオの北端から南端まで歩いてみました。
意外と賑わっているソイ・ブッカオ
驚いたことに、ソイ・ブッカオは意外と賑わっていました。
特にRコンからTree Townあたりの、セントラルに近い側のブッカオ通りは屋台が立ち並び、ちょっとした縁日のような賑わいです。昼間から人もたくさん出ていました。
びっしりと屋台が出たソイ・ブッカオ
付近のバービア群は当然店をすべて閉めていますが、通りに面してところ狭しと屋台がびっしり出ています。
野菜や果物、焼き鳥、焼き肉、焼き魚、ソムタム、お菓子、すべて食べ物の屋台ばかりです。
パタヤではコロナ規制でいろいろな業種が営業禁止となりましたが、食べ物の屋台は規制なく自由に営業できるのです。
営業禁止業種の人たちが屋台に転向か
バービアやマッサージなど、営業禁止命令が出た業種のオーナーや従業員が、屋台商売に転向したのだと思います。
タイ人のバイタリティを感じます。「補償、補償」と騒ぐだけで、すべてが受け身の日本人とまったく行動が違います。
タイの規制の少なさもバイタリティに寄与
タイには日本のような厳しい営業許可とか規制はありません。そのへんもタイ人の行動力を後押ししていると思います。
簡単な屋台はリヤカーの半分ぐらいの大きさで、誰でも簡単にレンタルできます。
フリーフード(無料のお弁当)も盛んなソイ・ブッカオ
ソイ・ブッカオはフリーフード(無料のお弁当配布)も盛んでした。
ソイ・ブッカオの端から端まで歩いている間に、5ヶ所のフリーフードに遭遇しました。お弁当に添えて1.5リットルの水を配っているところもありました。
時間を変えてこれだけ頻繁に無料のお弁当を配れば、誰でも1日3食タダで食べれそうです。
アパート契約の縛りもない
タイのアパートはすべて家具付きで、日本のような2年縛りの契約もなく、いつでも入居、解約が可能です。家具付きなので引っ越し費用もかかりません。
今回のコロナ禍で深刻なダメージを受けた人たちは、家賃を払えなくなったらアパートを解約して友達のアパートに居候しています。
家賃を下げたり、テナント料を1ヶ月無料にしている大家さんもいます。もちろん政府による補填などありません。大家さんが自主的にやっているのです。
タイ人は我慢強い
タイ人は日本人と違って我慢強く、エアコンもない6畳1間に4〜5人で寝るのも平気です。
本当に収入のない人たちは居候とフリーフードでしのいでいるのです。
政府が完璧な生活保証をしてくれないのはどこの国も同じですが、タイ人はそのぶん助け合って生きています。
タイ人の適応力とバイタリティ
ある人はスピーディーに商売替えをして屋台を引く、ある人は困った人たちのためにフリーフードを出す。何もできない人はフリーフードに小額の寄付をする。
各々ができる限りのことをしています。その様子が街の活況として映るのです。
今のソイ・ブッカオこそが普通の街の光景なのかもしれない
今のソイ・ブッカオを歩いていると普通の活気ある街の光景に見えます。アジアの、あるいは中近東の活気あるマーケット通りと同じ景色です。決してコロナ規制下の街には見えません。
今までのソイ・ブッカオが異常だったのです。
コロナ前のソイ・ブッカオの異常
コロナ騒動以前のソイ・ブッカオでは、ファラン(ヨーロッパ人)が昼間からバービアで真っ赤な顔をしてビールを飲み、レディーボーイが低い声で客引きをし、マッサージ嬢が黄色い声で手招きをしていました。昼ひなたからです。
それはそれで面白い光景でしたが、私には異様な光景でした。
今のソイ・ブッカオのほうがまともな街に見えます。
タイ人の苦労とバイタリティを見習う
現在のパタヤにはいろいろな規制があります。しかし色街ではなく普通の街に住んでいると思えば普通の活気ある街に見えるのです。そして毎日何不自由なく暮らせているのです。
食べ物は豊富だし、昼間の外出は自由だし、酒は買い置きのものを家で飲めばいいのです。多くのタイ人に比べたら、私の生活はかなり贅沢です。
だからタイ人の苦労を思い、タイ人のバイタリティを見習って私も前向きに生きていきます。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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日本にいて政府におねだりする人に辟易しています。
かぶとたいぞう様
久しぶりにブログまとめて拝見しお元気そうで安心しました!
一日も早く世界中が新型コロナウイルスに打ち勝ち、地球上に生きる
もの達皆が、普通の生活おくれること望みますね・・・