かぶとたいぞうです。
株はギャンブルだという人がいます。
株は投資だという人もいます。
いったいどっちなのでしょうか。
「上がり下がり」に賭けるならギャンブル
株は「上がり下がり」にかけて売買益を得ようとするなら、まぎれもなくギャンブルです。
上がるか下がるかの2通りしかありませんから、丁半バクチと似ています。
ある局面で、「絶対に上がる」という人はどうかしています。もしも上がることが確実なら、その株を売る人が出てきませんので、値が付かず相場は成り立たないのです。
買う人がいれば、売る人もいてこそ売買が成立し値が付くのです。買う人は「上がる」と思うから買うのです。売る人は「下がる」と思うから売るのです。各々に真面目な判断理由があります。
よく相場が崩れているとき、みんなが狼狽売り、失望売りをして暴落したと言いますが、みんなではありません。そんな時にも買っている人がいるから値が付いているのです。だれも買わなかったら値付かずで相場はなりたちません。
「ばくち打ち」は売るか買うかです。売る人と買う人が(株数で)そろったら勝負になります。これは時代劇に出てくる丁半バクチ(サイコロ博打)とよく似ています。
サイコロの目は1~6の6種類です。偶数(丁)が3種類、奇数(半)も3週類です。サイコロを2個組み合わせても丁と半は同じ確率で発生します。
賭場に巣食う「ばくち打ち」は丁か半かにかけるのです。丁に賭ける人が多いと賭場は「半かた無いか?半かた無いか?」と半にかける人を募り丁に賭ける人と半に賭ける人が(掛け金で)そろったら「丁半そろいました」と言って勝負になります。株の売買と似てますね。
「ばくち打ち」は勝つか負けるかです。長い人生で勝ったり負けたりして、結局は賭場に払う寺銭、祝儀、証券会社に払う手数料、国に払う税金の分だけ目減りしてジリ貧となります。
儲かっているのは賭場と証券会社
よく考えれば一番儲かっているのは、賭場と証券会社です(国はもっと儲かっていますが)。この2者は誰が勝っても負けても自分には一定の手数料が入ります。どうせ参加するなら、「ばくち打ち」として参加するのではなく寺銭をもらう側として参加できないでしょうか。
賭場と証券会社の株を買うなら投資
ラスベガス・サンズ(ラスベガスに本拠時を持つ大手カジノホテル経営会社)や大手証券会社の株を買って長期保有し、毎年一定額の配当をもらうというのは、「ばくち打ち」から寺銭をもらう(寺銭のさらにうわまえをかすめる)ことであり、株の上がり下がりに賭ける人から手数料を頂くことにほかなりません。これは立派な事業への参加であり、立派な投資です。
株の上がり下がりに賭け、短期で売買を繰り返すならギャンブルです。
株の上がり下がりを気にせず、確実性の高い企業に出資し経営に参加して利益の中から配当をもらうなら投資です。
株は扱い方によってギャンブルにも投資にもなるのですね。
次回はタイの話です。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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