かぶとたいぞうです。
なんだか分かりませんが、ここ数日、ドルが上がっています。下馬評では104円を切るはずだったドルは現在107円を超えてさらに108円を目指しています。
いつもそうです。相場の予想は必ずと言っていいほど当たりません。予想の逆に行くことのほうがむしろ多いのです。
どうして相場予想はいつもハズレるのか
何かの陰謀でわざと逆を言って大もうけしている組織があるのではないかと、SF的な空想したくなるほどです。
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米国の経済指標、統計など相次ぐ経済悪化を示す数値。米中貿易摩擦の泥沼化。各国の金融緩和合戦と自国通貨下げ競争。
その中でこれ以上金利を下げることのできない円だけが浮いて、他国通貨は対円で下がっていく。ドルは104円から100円を目指す。というのがコンセンサスだったはずです。
それがまったく逆に向かい、107円まで上がったら今度はしゃぁしゃぁと「リスク選好」や「欧州QE観測後退」が原因で下がったのだと知ったかぶり。
みんな人まねで語っているだけ
エコノミストの後論評は本当に図々しい限りです。分かっていたなら最初から言え、と言いたくなります。
いつも言っていますが、本当は将来のことなど誰も分かっちゃいないのです。予想などまったく当たらないのです。
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きっと誰かが適当な予想をし、それを真に受けた自称「エコノミスト」や知ったかぶりブロガーなどが自慢げに、まことしやかに真似をして語り、そしてそれをさらに素人が口走って相場予想の「世論」が形成されるのです。
だからまったく当たるはずがないのです。
エコノミストはいつも後出しジャンケン
ただ、予想屋の図々しいところは、必ず言い訳を言ったり後出しで逆を言うのです。
昨日の夜まで「明日は晴れる」と言っていたのに、翌朝雨が降ってきたら詫びることも訂正することも無く、こっそりと雨の予報にすり返る気象庁の天気予報と同じです。それで当たったと言うのです。予想屋はいつもそうです。
我々「賢明なる投資家」は予想屋の適当な語りに翻弄されること無く、長期的な視座に立った堅実な投資を心がけなければなりません。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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