かぶとたいぞうです。
私は世界を飛び回っておりますが、日本ほどビールの高い国は他にはありません。
世界一物価が高いと言われているハワイのワイキキ付近で飲むビールの値段とそれほど変わりません。
世界一ビールの高い国、日本
ヨーロッパ各首都圏の繁華街も物価が高いですが、平均すれば日本の一般的なお店で飲むビールのほうが高いでしょう。
だから私は日本ではめったにビールを飲みません。逆に海外ではビールばっかり飲みます。
ニューヨークの繁華街の適当なバーでビールを1杯飲んでも、せいぜい2~3ドル(200~300円)くらいです。日本は高すぎます。居酒屋でも一杯400円くらいしますよね。
外国人に評判の悪い「チャーム」、「チャージ」、「お通し」
おまけに日本は田舎に行けば今でも「チャーム」とか「チャージ」といった不明朗なものを会計に足されるので、ビール1杯で実質1000円も2000円も払わせられることがあります。
居酒屋で取られる「お通し」代も外国人観光客の間では評判が悪いです
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外国でも「お通し」のようなものが出る事がありますが、お金はとられません。
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日本でビールが高い原因は酒税と高級品扱い
先日イタリアから帰国しましたが、イタリアは日本に比べると何でも安かったです。
スーパーで買うと、ビールは安いもので500ml0.5ユーロ(65円)からありました。ポピュラーなものでも0.8ユーロ(100円)くらいです。
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日本はビールの税金が高いから小売価格からして高いのです。日本人はビールが大好きなのでどんなに税金をかけても飲みます。政府は取りやすい所からガッポリ取るのです。
イタリアでもレストランで飲むとさすがに少々高いですが、それでも中瓶1本で3ユーロ(390円)です。
日本だとレストランで800円くらい取る所もあります。小売価格が高いのにさらに高く売るのです。
日本ではビールは今でも高級品扱いなのです。
こんなにビールが高いと外国人観光客が逃げる
日本は最近ようやく外国並みに物価が下がり、それによって中国やアジアの人たちが日本に旅行に来てくれるようになりました。もう少し物価が安くなれば、アジアのほかの国に対抗可能です。
それなのに政府はインフレターゲトを設定して物価を少しずつ上げていこうとしています。
物価が上がって得するのは誰なのでしょうか。
少なくとも外国人は逃げていきますし、ようやく外国人観光客のおかげで商売が軌道に乗ってきた観光関連の人たちは困るでしょう。収入が無く年金に頼る老人は物価が上がると生活が干上がります。
物価が上がって喜ぶ人は、政府のように大きな借金を抱えて、物価が上がればそのぶん借金が目減りする人だけです。
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また、物価が上がっても困らない人は、物価に連動して給与も上げてもらえる、公務員や大企業に勤める人だけです。
多くの人は物価が下がることを期待しています。そのためにも円が上がって輸入品が安く入ることを望んでいます。
ビールやワインの値段が外国並みに下がれば、外国人観光客も増えるし、私自身ももっと飲むのになぁ、と思います。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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