かぶとたいぞうです。
私の母は数え93歳で他界するまで意識がはっきりしていて普通に話していました。認知症の気配などまったくありませんでした。
痛み止のモルヒネを断り、最後まで自分の意識をしっかり保っていました。泣き言などひとことも言わず、私の弟の心配をしていました。最後まで気丈な強い人でした。
私も遺伝しているのか、今のところ記憶力もそれほど低下せず、思考能力もそれほど衰えていません。ありがたいことです。
認知症の老人
以前、老人ばかりが入院している病院に私も入院したことがありますが、認知症の老人の姿を見て恐ろしく思いました。
毎日多くの認知症患者の相手をしなければならない看護士も介護士も、もう機械的でした。いちいち感情移入していたら心が持たないのでしょう。介護現場には尊厳のかけらもありませんでした。
私の隣のベッドで寝ていた老人が、昼も夜も叫びます。何を言っているのか分かりませんが、時々「しっこ」とか「痛い」と言っているようでした。いくら叫んでも看護士も介護士も来ませんでした。
私もいつかそうなるのかなと思うと、とても恐ろしいです。
頭だけは働いていてほしい
歳をとって体が衰えるのは仕方がありませんが、できれば頭はいつまでも働いていてほしいと思います。
それで私なりに調べてみました。
人は頭を使わなくなると頭が衰えるようです。
つまり、毎日決まりきったルーティン的な作業を繰り返したり、テレビを長時間見て刺激に対する反応だけで自分の頭で考えなかったり、ずっと同じ環境に身をおいて緊張感がないことなどが認知能力の低下に繋がるようです。
テレビや動画より、小説の方が途中で本を閉じ、自分の頭で続きを想像したり、じっくり考えることができて思考能力を強化するようです。
認知能力を維持する生活習慣や行動
それで、生前の母の習慣などを参考にして、いつまでも頭が働くようにするための行動習慣をまとめてみました。
- ひとり静かな環境に身をおいて、何かについてじっくり考える
- 何かに集中する。そして何もせずにぼーっとする。緊張と弛緩の繰り返しが頭を鍛え、集中力を強化する
- たまには環境を変える。旅に出る。山や森の中を歩く
- 一生懸命に自分で料理を作り味を工夫したり、食べたことのないものを食べてみる
- なんでも新しいことにチャレンジする
- 勉強をする
母もそうだった
母も旅好きで、料理好きで、新しいことにチャレンジするのが好きでした。そして一人でいるときは何かについてじっくり考えていたようでした。テレビばっかり見てもきりがないと言って、大好きなサスペンスドラマ以外は見ませんでした。
私もそうしています。一人でいるときは常に頭の中でなにかを考えています。そんな時間を大切にしています。その時間はテレビも見ないし音楽も聞きません。食事もしません。コーヒーを飲むくらいです。せっかく入れたコーヒーも飲むのを忘れて冷めてしまうくらいに集中して考えます。
何を考えているのか
多くは今後やりたいことや何かに関する空想です。最近は地球温暖化がこのまま続いたらどうなるか、そのとき私はどこでどう生きるか、札幌も暑くなるのか、札幌の地価は上がるか、などを考えたり空想することが多いです。
いっぽう、何も考えず、何もせず、ただぼーっとしたり音楽を聴いて酒を飲む時間も大切にしています。そのときはなにも考えません。スマホも見ません。ただぼーっとしているのです。
考えたり、ぼーっとしたりを繰り返しているうちに行動したくなります。そして料理の準備をしたり、買い物に行ったり、散歩に出たりするのです。散歩中も続きを考えます。
生活環境を変える、料理を作る
私はパタヤと札幌の2拠点で生活しているので、毎年2回は環境がガラッと変わります。そのうえ旅好きなので、旅行やキャンプにも出かけます。
料理も好きで創作料理を研究する毎日です。最近は寿司を握っています。こんど、パタヤで仲間に握り寿司をふるまおうと思っています。軍艦巻きも研究しています。
食べ物は本能に結び付くので興味を持ちやすいのです。包丁を使ったり火を使ったりするので多少の緊張感もあります。私は死ぬまで自分で料理を作り続けたいです。
誰かに作ってもらうのが幸せだとは思わない
誰かにごちそうを作ってもらうことが幸せだとはまったく思いません。外食にも幸せは感じません。むしろ私が誰かのためにごちそうを作ることに喜びを感じます。やる気も出るし集中します。
母もみんなを集めて自分で作ったごちそうをふるまうのが大好きでした。新しい味付けにチャレンジして「新発明」と言って自慢していました。
勉強をする
歳をとっても勉強をすることは大事だと思います。母も仏教の勉強をしていました。
私は今さらですが、英会話の勉強をしています。グーグルプレイで検索すると、無料の優れた英会話教材アプリがたくさん出てきます。
私はヒアリング力を高めたいので、「英会話リスニング」という無料アプリで毎日30分くらい勉強しています。ネイティブの肉声が聞けて勉強になっています。
今まで述べてきたような行動や習慣が、私の認知能力の衰えを防いでくれているのだと思っています。
今後も継続、強化する
歳をとっても認知能力をある程度維持できるのは、せっかく母から引き継いだ遺産なので大事にします。そしてさらに自分なりの工夫で強化していきたいと思います。
そうすればこのブログもずっと書けるし、書くには考えなければならないので、書くことが認知力の維持にも繋がると思います。
ごきげんよう。
【関連性の高い記事】
【かぶとたいぞう有料ノート】
【あわせて読みたい】
同じカテゴリーの最新記事5件
-

【生きかた】感謝する。感謝すれば感謝するほど、もっと感謝しなければならないことになる -

【人生観】自分なんて死んでもいい。自分の人生なんて、どうでもいい人生だ。 子供の頃は常にそう思っていた -

幸福はこちらから求めて求められるものではない。ただ楽しい気持を養い育てて、幸福を招き寄せる用意をする外はない(菜根譚) -

【2026年元旦の挨拶に代えて】心の中で想い描いたイメージは、いつか必ず実現する -

【言葉と行動】相手は自分の言葉より自分の態度や行動を見ている。もし自分の真意が相手に伝わらないのなら
「カブとタイ」をいつもお読みいただき、まことにありがとうございます。
著者かぶとたいぞう拝。
記事のカテゴリー/タグ情報