かぶとたいぞうです。
ウクライナへのロシアの侵攻を解決するために、関係各国の首脳が躍起になっています。
一番態度がかたくななのはロシアのプーチンで、まったく妥協する気配はありません。
交渉内容
現在ロシアが侵攻中のウクライナの一部(ドネツク州付近)をロシアに渡せば戦争を凍結するとプーチンは言っているようですが、ゼレンスキー大統領としては判断が難しいだろうと思います。
ウクライナに残る民も兵士も長引く戦争に疲れきっており、とにかく戦争を終わらせたいはずです。しかしロシアにウクライナの領土を渡すとなると、色々な立場の人が黙っていません。
それじゃこのまま戦争が続いても良いのかと言うと、それもまた困るのです。
領土を全て返してもらった上にロシアが手を引けば一番いいのでしょうが、プーチンがそんなことをするわけがありません。
交渉は難しい
私も今まで社長とか、組織のトップを経験してきて、対外的な難しい交渉を幾度も経験しましたが、色々な人が色々なことを言って、どっちに転んでも文句を言われるのです。
もう嫌になって、全て投げ出したい気持ちになりますが、そこは忍耐強く少しずつ進めるしかありません。ゼレンスキー大統領は今そうとう我慢していると思います。
トランプ大統領は2国間の仲介をしているだけで、最終的にはロシアとウクライナに決めさせるという立場ですが、どんなにお膳立てしても決まらないなら、業を煮やして仲介から手をひくかもしれません。米国にはそれほどの利益がないからです。
交渉の背景と力関係
ウクライナがある程度譲歩して今回の交渉を妥結すれば、その後、米国とウクライナは安全保障条約を結んで、今後はロシアが一切ウクライナに手出しできない状況を作るつもりのようです。
ゼレンスキー大統領は「今回譲歩したら、ロシアは必ずそれを足掛かりにさらに侵攻してウクライナの領土を全て取りつくす」と言っています。でも米国と安全保障条約を結べば、ウクライナへの攻撃は米国への攻撃と見なし、米国が反撃するはずです。NATOのルールと同じです。
でもウクライナが煮え切らなければ
でもウクライナが煮え切らなければ米国はこの件から手をひくでしょう。それはロシアにとっては好都合で、今後はウクライナにいくら攻め込んでも、米国は黙認することになります。プーチンはそこを狙っているからこそ強気な要求をしているのだと思います。
ウクライナが自力でロシアに反撃交戦して、奪われた領地を取り戻せるつもりなら別ですが、そうでなければ戦いを長引かせても犠牲者が増えるばかりです。
いずれにしても難しいですね。
意見をまとめるのは難しい
どう転んでも文句を言われるのです。当事者がそれで良いと言っても横槍を入れてくる部外者がいます。戦争を続けたがっている人たちもいるのです。政権を狙って足を引っ張る者もいます。何にでも反対したり批判するやからもいます。
ひとつだけはっきりしているのは、トランプ大統領は今まで狂犬と思われていたプーチンと、今回まともな会話をし、交渉のテーブルにつかせたのです。プーチンとまともに会話ができる立場を作ったトランプ大統領の役割は大きいです。会話の素地を作ったのですから。会話がなければ武力で解決するしかないのですから。
プーチンは恐ろしい
プーチンは去年の秋ぐらいから中距離核弾頭ミサイルの配備を進めており、核兵器の使用もらつかせています。何をするか分からない人なのです。狂暴なのです。
米国以外にも今後仲介を名乗り出る小国のトップはいるかもしれませんが、煙に巻かれるだけでしょう。プーチンは老獪でもあるのです。
だから今回の交渉が決裂すれば、もうプーチンとまともな会話ができる人はいなくなるはずです。そうなると泥沼の戦争しかありません。
ロシア人は何をやっているのか
イスラエルの民はようやく重い腰を上げて反戦デモをしていますが、ロシアの民は動きません。ロシアの富裕層はタイとか日本に観光に来て毎日酒を飲んで遊んでいます。ウクライナのことなんて気にもかけていません。プーチンに任せっきりです。
だから今回のトランプ大統領の仲介で交渉がまとまらなかったら、戦争はまた何年も続く可能性があります。
戦争に正義はない
戦争には正義なんてありません。戦争における正義なんて言葉は、勝ったほうが言い訳に使うだけの言葉です。だから勝ったほうが正義なのです。
でも、本当の正義とは戦争をしないことなのです。正義とは多くの人の役に立つことという意味ですから。
日本も戦時中は、日本が正義で米英は鬼か畜生だと言っていたのです。きっと今もロシアの軍関係者は、ロシアが正義でウクライナは鬼か畜生だと言っているのでしょう。人間でないから殺してもかまわないと言っているのです。
なぜ戦争では多くの人を殺せるのか
戦争でいくら相手を殺しても良心がとがめないのは、相手を人間とは思っていないからなのです。
それどころか、戦争では殺人が表彰されるのです。
ごきげんよう。
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