かぶとたいぞうです。
私が今住んでいるアパートは築18年です。パタヤ市立病院の近くにあります。
このアパートには、アパートが建ってから18年間ずっと住み続けているファランの住人が何人もいます。そして彼らに昔の話をよく聞かされます。
18年前
18年前はまだパタヤ市立病院は無かったそうです。病院ができる前は荒れ地だったそうです。ソイ・ブッカオに面した道端にだけ掘っ立て小屋のような建物があり、その裏は野犬の住みかだったそうです。
消防署は当時からあったようです。
ソイ・レンキーの一本南側にあるヴォーグホテルあたりは一帯がジャングルだったそうです。
一歩中に入ると荒れ地やジャングル
ソイ・ブッカオも他のソイも、道端にだけ小さな店や食堂、長期滞在者向けの安宿、アパートなどがあるだけで、一歩中に入ると、ほとんど荒れ地か草ぼうぼうのジャングルだったようです。
そう言えば、ソイ・チャイヤプーンと北側の斜め道路の間に最近できた飲食店集積の場所も、コロナ前までは空き地と言うか荒れ地でした。野犬もいました。あんな感じだったのかもしれません。
あるいは
あるいは、今でもソイ・ボンコットの裏のほうとか、ニランコンドとサードロードの間なんかには、広い空き地やジャングル、荒れ地がありますね。
ソイ・ブッカオ付近も一歩中に入ると同じような光景が広がっていたのかもしれません。
ジョムティエン入り口の白いタワーが見えた
当時は高層のビルがまったく無く、ソイ・ブッカオからジョムティエン入り口の白いタワー(パタヤパークビーチリゾートのロープウェイ棟)が見えたそうです。
このアパートができる前からソイ・ブッカオ付近の安宿に住んでいたと言う人の話では、昔はまだ農家が住んでいて、田んぼも沼も湿地帯もあったそうです。このアパートの大屋さんも昔は農家だったらしいです。
低湿地帯
ソイ・ブッカオ付近は雨季になると低湿地帯が広がり沼だらけになり、そこに白い蓮の花が咲くのでソイ・ブッカオ(白蓮)と呼ばれたそうです。
今でも大雨が降るとソイ・レンキーとソイ・ブッカオの交差点あたりが水浸しになりますが、低湿地帯だった頃の名残でしょう。あの辺は特に今でも低地なのです。
昔のパタヤはビーチロードとセカンドロードだけ
昔のパタヤはビーチロードとセカンドロードだけが開発されて、ソイ・ブッカオには地元の人や農家しかいなく、安宿に住む人もかなりマニアックというか田舎好みの人に限られたようです。
私が初めてパタヤに来たのも、今から20年くらい前でしたが、当時の私はビーチロードとウォーキング・ストリートしか知らず、セカンドロードより内陸側になんて一度も入ったことがありませんでした。あの頃からソイ・ブッカオの安宿に住んでいたファランは、今から思えばかなりのツワモノです。
10年前
私が初めてソイ・ブッカオ付近に寝泊まりするようになったのは、今から10年くらい前です。その時は既にパタヤ市立病院はありました。
LKメトロにバービアやA GOGOができ始めたころです。飲み屋街とは知らずに、ただ安いと言うだけでLKメトロのバービアの上の安宿をネットで予約したのです。ところが住んでみると、夜はあまりにうるさくて眠れなかったので、次からはスタツコートにしました。
スタツコートはパタヤ市立病院の隣だから、よく覚えています。パタヤ市立病院はできたばかりの真新しい建物でした。
ソイ・ブッカオの開発の歴史は、わずか20年
ソイ・ブッカオの開発の歴史は、わずか20年です。20年前は田舎の湿地帯だったのです。
LKメトロはこの10年です。ツリータウンに至ってはコロナ後にできたのです。その前はあそこも空き地でした。
セカンドロードとソイ・ブッカオの間には今もどんどん新しいバービア街ができています。
ビーチロードやノースパタヤの活気が次第に減退していくいっぽう、ソイ・ブッカオ付近はどんどん賑やかになっていきます。
20年後
20年後はいったいどうなっているのでしょう。
20年後も私がまだ生きていて、このブログを続けていたら、今度は自分の体験談として「ソイ・ブッカオ20年の変遷」と題した記事を書いてみたいです。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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