【パタヤのアパート】老人たちはプールで水遊び、女性たちはご飯作り。ここはある種の老人ホームかもしれない

かぶとたいぞうです。

今朝は天気が良いので早起きし、朝からタオルケットと枕カバーを洗濯しました。最近は寝ていて大汗をかくので早めに取り替えるのです。

洗ったタオルケットをテラスの手すりに干そうとして、過って洗濯バサミを下に落としてしまいました。



1階までおりたら

あわてて下までおりると、住人の老人たち数人が、朝からプールで水遊びをしています。この時間にプールにおりることが滅多にない私は、朝の穏やかな光景を見た思いです。

みんな80歳前後なので泳ぎはしません。ただ水に入ってサルスベリの木の下にかたまっって世間話をしているのです。天気天候の話でもしているのでしょう。

みんな元気で挨拶が良い

私と目が合うとみんな笑顔で手を振って挨拶してくれました。このアパートの住人はみんな挨拶が良いのです。

今日は朝から暑いのでみんな気持ち良さそうで、楽しそうです。



ファランと一緒に暮らしているタイ人女性

彼らはたいてい連れの女性と一緒に暮らしているのですが、連れの女性たちがプールに入るのは見たことがありません。

彼女たちは朝から一生懸命に食事の支度をしているのだと思います。ご主人が水遊びから戻ったらら朝食なのでしょう。

食事も一緒にとらない

ところが、朝食も一緒にはとりません。たいていはご主人だけがテラスで食べています。一緒に食べているカップルもいるはいますが希です。

ふと思いました。

ここはある種の老人ホームなのではないかと。



ファランたちとタイ女性たちの関係

考えてみたら、パタヤに住むファランたちは一様に年配の、それほど綺麗でもない色黒の女性と暮らしています。日本人や韓国人が若いタイ女性ばかり追いかけるのとは対照的です。

ある種の契約で暮らしているのではないでしょうか。

生活の面倒を見る代わりに、家事や身の回りの世話をするというような。

日本の老人施設は

私はパタヤに移動する直前に札幌の病院に検査入院していたので余計に感じるのですが、日本の病院や老人施設に入るくらいなら、パタヤのこういうアパートで彼らファランたちのように現地の女性と暮らすほうがよっぽど幸せだと思うのです。

日本は人手不足です。手も気も回っていません。薬で寝たきりにさせて放置です。介護士の作業も事務的で雑です。手が回らないから仕方ないのです。

みんなマスクをして挨拶もしません。



1ヶ月30万円の老人ホームに入ったとしても

たとえ1ヶ月30万円の老人ホームに入ったとしても、朝から水遊びをさせてくれる施設はないでしょう。

それに比べてパタヤのファランたちは楽しそうです。1人に付き1人の介護士がついているようなものです。料理も掃除もしてくれるのでしょう。いつもそばにいるので何かあっても安心です。

割りきって付き合っている

もちろん愛し合って一緒に暮らしているカップルもあるのだとは思いますが、パタヤのファランと現地の女性のカップルの多くは割りきって付き合っているのかもしれません。

とはいえ、そんなに軽薄な関係ではなく、生活をともにしているのだから真剣です。

ただ、真剣に愛し合っているというより、真剣に老後のことを考えてお互いに付き合っているというように見えます。



割りきっているから喧嘩もしない

一緒に飲みに出ることもないし、一緒になにかをして楽しむというようなこともありません。

ただ一緒に死ぬまで生活を共にする約束なのだと思います。もしかしたらご主人が死んだ後の年金の受け取りも手続きしているかもしれません。たいていの国は婚姻がなくても同棲しているだけで事実婚が認められ、手続きさえすれば遺族年金を受けとることができますから。

だから彼らたちはラブラブではありませんが、逆に喧嘩することもなく長続きしているのかもしれません。

歳をとると愛欲より生活の安心

もうみんな80歳近いので愛欲よりも安心して暮らすほうに向かっているのかもしれませんね。

このアパートに住みはじめて3年目なのに、私は未だ彼らたちの実態を知りません。質問したこともありません。

でもちょっとたけ興味があるので機会があればどんな生活をしているのか、どこでどう知り合ったのか、そして生活費や年金のことも聞けたら聞いてみようと思います。



嫌われない程度に

プライベートなことなので嫌われない程度にします。

私も他人にプライベートなことを詮索されるのは嫌ですから。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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