かぶとたいぞうです。
報道によりますと、今年(2023年)1月1日時点の日本の人口は、前年より80万人も減ったそうです。
思い出します。
今から10年くらいも前だったでしょうか。
10年くらい前の講演で
私が現役の経営コンサルタントだった時、ある組織に呼ばれて講演を行ったのです。
近未来予測と産業構造の変化などに関して2時間お話しました。
その時にプロジェクターに映し出したパワーポイントの図表のタイトルは「日本の人口は1年で30万人以上も減った」でした。
旭川市が消滅したぐらいのインパクト
サブタイトルには「旭川市が消滅したぐらいのインパクト」とも書きました。
よく覚えています。
それが今や1年で80万人も減るのですね。
誰かが「山梨県が消滅するくらい減った」と言ったそうです。分かりやすいです。
高齢化も進んでいる
日本は人口が減っているだけではありません。高齢化もだいぶ進んでいます。
タイから久しぶりに帰国すると、空港にもJRの中にも地下鉄の中にもバスの中にも年寄りばかりが目立ちます。何か年寄り向けのイベントでもあったのかなと思うくらい年寄りばかりが車内に座っているのです。しかも高齢女性がほとんどです。
タイは子供も若者も多いから、帰国直後は、日本がいかに年寄りだらけの国なのかがよく分かります。
異次元の少子化対策
政府は「異次元の少子化対策」をやっているようですが、異次元過ぎて何をやっているのかさっぱり分かりません。
少子高齢化問題は最近急に沸き起こったわけではありません。私が中学生だった頃から話題になっております。釣り鐘型の人口構成ピラミッドは中学の社会科の教科書に既に載っていました。
1年で札幌市が消滅したぐらいの人口減少
それなのに今までなんの対策もしてこなかったのだから、今回も目立つのは名前ばかりで、大したことはできないでしょう。
あと何年かしたら、「1年で札幌市が消滅したぐらいの人口減少」と例えられるかもしれません。
教育費が高すぎる
子供を大学まで出させるためには、1人最低で2千万円はかかります。うちは2人とも私立だったので、2人で3千万円づつ、あわせて6千万円はかかっています。その金額は学費だけでですから、他にもいろいろかかっています。
その他家のローンで5千万円は払いましたから、それだけで平均男性の手取り生涯年収以上です。
飲まず食わずで働いても子供を2人も育てられない
私は自分で会社を経営していましたからどうにかなりましたが、平均的な男性なら飲まず食わずで働いても同じことはできないと思います。
現代は賢い夫婦、計画性のある夫婦、しっかりした夫婦ほど子供を1人に制限しています。
計画性のない人が子供を次々に作って生活保護を受けている
逆に計画性のない人が子供を次々に作って生活保護を受けています。そして十分な教育を受けさせていません。
本当は真面目で計画性のある夫婦に2人目の子供を生み育ててもらいたいのですが、真面目な夫婦ほど消極的です。計算すればするほど無理だと思うからです。
しかし夫婦2人で子供が1人なら人口は必ず減ります。いつかは人口が半分にまで減少してしまいます。
でも現実は
でも、真面目な夫婦が自力で家を建てて子供を2人も育てるのはかなり高いハードルです。私もよくやってこれたなと思います。運が良かっただけかもしれません。
このように、多くの人はお金がないから結婚もできないし子供も作れないのです。
託児所とか、育児休暇とか、そんなもの以前の問題なのです。
もっと稼げる産業と仕事を
もっとしっかり稼げる産業や仕事を作ってやらないと若者は子供を育てられないのです。ブラック企業ばかりだと安心して子供を産めないのです。
今は石炭も採れず、輸出産業も以前ほどの勢いはありません。だからインバウンドを狙った観光産業と農業・漁業、付加価値の高い食品加工産業あたりを国策として支援し、大きな雇用を創出して若者が稼げるようにしてやらなければならないのです。
教育関連費用を下げよ
それと教育費が高すぎます。高校も大学も、どうしてこんなに高いのかと呆れるくらいです。学習塾や予備校も高いです。教育者が儲けてはなりません。
若い人たちがしっかりと稼げて学費や塾の謝金が安かったら、若い人は誰でも結婚し、子供を生み育てると思います。違うでしょうか。
年寄りはひっこめ
稼ぐ必要のない年寄りが金を稼ぎすぎます。もっと若者に譲ってあげてください。
それと、政府も異次元でなくてもいいから、当たり前に若者が稼げるような対策をしてほしいです。
子供を産める年齢の女性を大切に
そうしないとそのうちに手遅れになります。子供を産める年齢の女性が日本からいなくなったら、その後どんな対策をしても子供はもうできないのです。
高齢女性がいくら元気に活躍しても子供を生む年齢には限界があります。100歳まで活躍しても子供は産めないのです。
若者の投票権を3倍に
それと、政治家が年寄りばかりを大切にするのは、圧倒的な数の年寄りの票を狙ってのことだと思います。
政治家が本当に若ものの立場に立って政治をするような社会にするためには、若者の投票権を今の3倍の3票分にするなどの大胆な改正が必要かもしれませんね。
今の日本は人口構成がいびつなのだから、投票権を調整してもいいのではないでしょうか。
そうしなければ、いつまで経っても日本は年寄り天国で、若者が稼いでリーダーシップを発揮して生き生きと生きる社会は来ないような気がします。
若者にリーダーシップを
いつまでも年寄りにイビられながら仕事をしていても夢もロマンもありません。
若者が自分たちで明るい未来を作り始めたら、自信を取り戻して恋愛もし、子供もぐっと増えるような気がします。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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