【米国株】アマゾンの決算も不調で米ハイテク株は総崩れ。いっぽうバリュー株は堅調

かぶとたいぞうです。

昨夜の米国株式市場も一昨日と似た展開でした。

昨夜の各株価指標の終値は前日比で、NYダウが+0.61%、S&P500は-0.61%、ナスダックは-1.63%、かぶとたいぞうポートフォリオは+0.47%でした。

米10年国債の金利は3.937%まで下がりました。



ナスダックが下がったのは、ハイテク株が不調だったから

一昨日同様、長期金利が下がったにも関わらず、普通なら上がるはずのナスダックが下がったのは、ハイテク株が不調だったからです。

一昨日はマイクロソフトとアルファベット(グーグル)、メタ(フェイスブック)の四半期決算が振るわずハイテク株はガタ落ちでしたが、加えて昨夜はアマゾンも大きく下がり、ハイテク株は総崩れになりました。

昨夜の寄り付きは良かった

昨夜の米国株式市場の寄り付きは良かったのです。

キャタピラーなどの四半期決算が良く、米国企業の業績は懸念するほど悪くないとの見方が広がり、NYダウは一時550ドル近く上がりました。

また、米国時間で朝方発表の2022年7~9月期の米実質国内総生産(GDP)の速報値が良く、景気敏感株が上がりました。



インフレ指標も良くなった

併せて発表された個人消費支出(PCE)物価指数の伸びが前の四半期よりも鈍化しました。インフレが和らいだのでFRBの利上げ率も下がるのではないかとの期待も株高を誘発したようです。

ところがその後、前述の通り米大手ハイテク株が下がっていきました。

GAFAが総崩れ

メタ(フェイスブック)が一昨日に続いて20%以上下がり、アップルやインテルも大幅安となりました。

引け後に決算発表を控えるネット通販のアマゾン・ドット・コムも大きく下がり、アルファベット(グーグル)も一昨日に引き続き下がりました。

アマゾンの四半期決算内容は今朝になって見ましたが、予想に比べてかなり悪かったです。

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下がったのはハイテク株だけでバリュー株は堅調

ただし、一昨日同様、下がったのはハイテク株だけで、バリュー株はむしろ上がっています。その結果がNYダウ+0.61%、かぶとたいぞうポートフォリオ+0.47%の前日比なのです。

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ドル/円相場

ドル/円はまだ動きません。昨日もお伝えしましたが、日銀政策決定会合が終わるのは今日金曜日の夕方ですから、なにか重要な発表があるとすれば今夜でしょう。

ドル/円の今後の動きは、その発表内容によると思います。

おそらく黒田総裁は、かたくなに金融緩和とマイナス金利の継続を自信ありげに語るでしょう。



円安再開か

そしてその後、一気に円安への動きが再開すると思います。

私は予想屋ではないのですが、これは誰でも予想できる内容だと思います。

ごきげんよう。


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