【米国株】米巨大ハイテク株は決算が悪くて大幅下落。いっぽうバリュー株は堅調

かぶとたいぞうです。

昨夜の米国株式市場は、長期金利が低下する中、ハイテク株の多いナスダックが大きく下がり、NYダウは横ばいという少し変わった結果でした。

各株価指標の終値の前日比は、NYダウで+0.01%、S&P500は-0.74%、ナスダックは-2.04%、かぶとたいぞうポートフォリオは+0.85%でした。



長期金利が下がったのにハイテク株も下がった

米10年国債の金利は4.015%まで下がりました。

こんな日は普通ならナスダックが大きく上がるはずです。いったい何があったのか。

昨日発表された、現在の米国を代表するような巨大ハイテク企業の四半期決算が悪かったのです。

マイクロソフト、グーグル、Facebook、全てダメ

マイクロソフト(7.7%安)とアルファベット(グーグル)(9.1%安)は景気減速やドル高を背景に売り上げの伸びが鈍化し減益でした。

Facebookの親会社であるメタも売上が予想を下回り、メタバース部門が37億ドルの損失を出し、株価は時間外で-13%の大幅安となりました。

ハイテク企業の代表とも言える3社がそろって不振だったので、他のハイテク企業の株価にも影響したようです。



ハイテク以外は悪くない結果

ところが、ハイテク企業が少ないNYダウは横ばいでした。ハイテクとは正反対の地味な生活関連メーカーだけ集めた、かぶとたいぞうポートフォリオは+0.85%でした。

昨夜下がったのはハイテク株、グロース株で、バリュー株はむしろ長期金利低下の影響もあって上がっているのです。

これからは市場全体の動きではなく、個別企業の業績で株価が決まる時代に入るような気がします。

+++

ドル/円はやはり動かず

ドル/円は思ったとおり動きません。ややドルが下がった感じです。米長期金利が下がったからだと思います。

日銀政策決定会合が終わって黒田総裁がなにか言うとしたら今週金曜日の夕方以降だと思います。



金曜の夜には

日本の市場は終わった後ですが、米国市場は開いています。

金曜の夜には大きな動きがあるかもしれません。

ごきげんよう。


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