かぶとたいぞうです。
週明け24日の米国株式市場は、先週末の流れをそのまま引き継ぎ、続伸しました。
先週末は、ウォール・ストリート・ジャーナルによるFRB関係者の発言報道があり、12月のFOMCでは利上げペースが鈍化するのではないかとの期待が材料視されて米国株が上がりました。
NYダウの終値は3万1499ドル
昨夜の米国株式市場も、さして新しい情報がないまま、利上げのペースが鈍るとの観測や企業業績への期待などから買い注文が増え、NYダウは400ドルを超える値上がりとなりました。
NYダウの終値は、先週末に比べて417ドル6セント高い3万1499ドル62セントでした。
各株価指標の伸び
各指標の終値の先週末比は、NYダウで+1.34%、S&P500は+1.19%、ナスダックは+0.86%、かぶとたいぞうポートフォリオは+1.49%でした。
私の持ち株では、ペプシコとアッヴィがともに2.6%超の値上がりでした。
米大手企業の四半期決算とイギリスの首相交代
今週は米大手企業の四半期決算発表が続きます。業績への期待が高まっていることも昨夜の米国株続伸に寄与したようです。
また、イギリスのトラス首相の後任として、スナク元財務相が25日に首相に就任することになりました。英国の財政運営が安定するとの見方が出たことも株価上昇につながったかもしれません。
下がり過ぎていたぶんを取り戻しているように私には見える
ただ、米大手企業の四半期決算発表もこれからだし、英国の財政運営もどうなるか分かりません。だから、今はなんとなくムードで米国株が上がっているような感じがします。
なんだかんだと理由をつけて、今まで下がり過ぎていたぶんを取り戻しているように私には見えます。
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ドル/円は148円台後半で足踏み
ドル/円は148円台後半で足踏み状態です。
まだ日本政府・日銀による円買い介入が続いているのか。あるいは介入は止まったが、さらなる介入を警戒して様子見ムードなのか。はたまた、今週10月27日(木)、28日(金)に開かれる日銀政策決定会合で日本の金融政策が変わるかもしれないと警戒しているのか。
為替介入の効果は限定的だし、日本は金利を上げれない
一度150円を超えて152円まで届いたドル/円でしたが、しばらくは動かないかもしれません。
ただ、前にも述べたように、日本政府・日銀の為替介入の効果は限定的だし、日本は国内事情で金利を上げることができません。
また円安に向かう
だから、いずれはまたドル/円は動き出し、円安に向かう可能性が高いと思います。
今、日本政府・日銀にできることは、せいぜい時間稼ぎくらいでしょう。
ごきげんよう。
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著者かぶとたいぞう拝。
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