【米国株週報】FOMC後の米国株は全体的に上がり基調。ただしP&Gの四半期決算に見る消費部門の陰り

かぶとたいぞうです。

私のヤマ勘もたまには当たるようで、FOMC後の米国株は上がり基調で3日続騰となりました。やっぱりしばらく下がっていた米国株は上がりたがっているようです。

昨夜の終値は前日比で、NYダウは+0.97%、S&P500は+1.42%、ナスダックは+1.81%でした。



ハイテク株が上がった

大型ハイテク企業の業績発表が良く、景気後退懸念が薄れてナスダックが一番上がりました。

しかし消費関連部門には一部陰りがあります。

P&Gとアッヴィの四半期決算

昨夜発表された生活必需品メーカーであるP&Gの四半期決算は芳しくなく、株価は一晩で6.18%も下落しました。

また、医薬品メーカーであるアッヴィも四半期決算発表後4.17%下落しました。

その結果、かぶとたいぞうポートフォリオは全体で前日比-1.08%でした。



アッヴィはそれほど悪くない

アッヴィのほうは、ざっと見た限りではそれほど業績が悪くなったとは思えませんでした。期待ほどではなかったので下がったのでしょう。

P&Gのほうは、少し業績が落ちています。

P&Gは販売数量が減った

P&Gはインフレに対応するために何回か値上げをしています。最初のころは値上げをしても販売数量は落ちませんでした。P&Gはブランド力が高く、顧客のブランド志向が強かったからです。

しかし今四半期は販売数量がはっきりと減りました。



インフレが進み、買い控えや安い商品へのシフト

インフレがどんどん進む中、消費者は耐えきれず買い控えや安い商品への移行で対応しているようです。

特にP&Gの高級カミソリのブランドであるジレットの販売数量が減ったようです。マスクをしたり外出の頻度が減るとヒゲを剃らなくなるからでしょうか。化粧品部門もふるいません。

値上げがコストに追いつかない

また、P&G全体に言えることですが、値上げをしても物流コストと材料費の高騰をカバーできず、利益が若干減少しています。

さらにこのところドル高が続いたせいで、海外部門の利益が減少しました。また、中国でのパンデミックの封鎖やロシアでの事業の減少が利益を減らす原因になったようです。



健闘しているようにも見えるが

そんな逆風の中、P&Gの今四半期の業績は健闘したほうだと私には見えますが、世間の評価は厳しいようです。

確かに同じような経営環境下でも、ペプシコなんかは業績を伸ばしています。

ペプシコとP&Gの差

今年の春先までP&Gとペプシコの株価は10ドルぐらいしか差がなかったのに、今では30ドル以上も差が付きました。

ちなみに昨夜は月末だったので今月分の配当をそっくり再投資しましたが、再投資先はすべてペプシコにしました。



食品と生活必需品の差

食品と生活必需品。どちらも消費部門です。どちらも不況に強いと言われています。

でも究極的にはやっぱり食品のほうが強いようです。ひげ剃りや化粧品は我慢できますが、食べ物は我慢できないですから。

ただ、いつかインフレが落ち着き、P&Gもやがて業績が回復して株価が再び上がるような気がします。だから買うなら今がチャンスかもしれません。

ごきげんよう。


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著者かぶとたいぞう拝。


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